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大泉洋を当て書きした「騙し絵の牙」映画化始動(2018.04.11)

(株)KADOKAWAが発行する塩田武士の「2018年本屋大賞」ノミネート小説「騙し絵の牙」が大泉洋主演で映画化される。

一般的な映画やドラマの場合、既にベストセラーとなっている小説やマンガの中から映画会社やテレビ局などが映像化する作品を選び、登場人物に合わせて俳優をキャスティングするが、本作は従来のスタイルとは異なり、芸能事務所と出版社と作家が大泉洋を主人公に「あてがき」し、映像化を見据えた企画としてスタートした。2013年から幾度もプロット改稿を重ね、2016年5月から11月まで雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載、2017年8月に単行本として刊行した。執筆時には塩田氏が大泉の出演する映像作品や資料、そして本人との直接の会話・取材から大泉を徹底分析し、その口調やモノマネなどを忠実に作品に落とし込んだ。誰にでも愛される“人たらし”ながら、その笑顔の裏に深い陰を持つ雑誌編集長・速水輝也を演じる大泉は「もともと私に当て書きしていただいた作品ですから、速水という役については本来なんの役作りも必要ないはずなんですが、なんせ物語は出版界を舞台にして、自身が手掛ける雑誌の存続をかけて会社と対立していくという骨太な社会派作品のため、結局えらい難しい役になっております。なんでもっと簡単な作品にしなかったのかと今更後悔しております。原作を読んでいただいた皆様、お待たせ致しました!いよいよ小説の中の大泉が映画になって、スクリーンに登場します。楽しみにお待ち下さい」とコメント。著者の塩田氏も「大泉さんは『蓋を開けてみれば主演が別人』という“騙し絵”を恐れてきました。それは原作者である私も同じで、各方面で『大泉さんだから書けた』と訴えてきた手前、引くに引けない状況でした。大泉洋=速水輝也、ハマり役という言葉が生ぬるく聞こえる、映画史上類を見ないシンクロ率100%の主演俳優!あぁ、早く大スクリーンであの天性の人たらしが見たい!『社会派』と『40代の色気』をまとった大泉洋は無敵です」と述べている。なお、監督、脚本、配給は続報にて発表される。

(4月9日付 日刊興行通信より)

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