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井浦新主演の家族の物語「こはく」クランクアップ(2018.04.24)

映像制作を手掛けるフーリンラージ(株)は、横尾初喜監督が故郷・長崎県を舞台に自身の半生を基に家族愛を描いた井浦新主演作「こはく」が3月27日の長崎市でのクランクインから約2週間の撮影を経て、4月10日に監督が幼少期を過ごした佐世保市でクランクアップしたことを発表。

本作は、2017年にR‐1グランプリで優勝した芸人・アキラ100%が、井浦演じる広永亮太の兄・章一役に抜擢され、俳優・大橋彰として本格的に映画界に進出し話題となっている。撮影は長崎市、佐世保市、大村市を中心に長崎県内で行われ、400名以上の中から選ばれた市民キャスト17名が撮影に臨み、県内の学生がスタッフとして映画制作に参加。佐世保市の日本最長アーケード街で500名以上の県民エキストラを集めるなど、多くの長崎県民の参加・協力のもと撮影された。横尾監督は「自分の原風景である地元長崎で、無事撮影を終えることができました。沢山の奇跡と繋がりが、この作品を世界へ導いてくれると確信しています。新さんとは本当に毎日、毎晩、この作品のテーマについて、亮太について、語り合いました。大橋彰さんは、舞台で活躍されている頃から自分は知っていまして、今回この映画を新しい形で崩してもらえるかもしれないとの思いでご一緒させていただきました」とし、大橋も「前回の横尾監督の作品『ゆらり』に出演させていただいて以来の映画出演2作目です。ただ今回は主人公の兄という役柄で、台詞も多く、正直プレッシャーが凄かったです。今回は監督の出身地、長崎でのロケということで、監督から沢山強い思いを受け取りました。『こはく』は家族の物語です。観ていただく方が少しでも温かい気持ちになってくれたら嬉しいです」とコメント。なお、2019年春の公開を予定している。

(4月22日付 日刊興行通信より)

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