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大森立嗣監督、安田顕主演で「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」映画化(2018.10.01)

2013年にWEBマガジン「くらげパンチ」で連載がスタートした宮川サトシの実体験と母との最期の日々を描いたエッセイ漫画を大森立嗣監督が実写化した「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」(アスミック・エース配給)が2019年2月に全国公開される。

2012年の春、30代後半になるサトシは自分の母と永遠に分かれる日が来るなんて思ってもいなかった。いつも優しく強い母が癌を告知されたのは2年前で、それからお百度参り、国産野菜のジュース作りなど、サトシは母のためにがむしゃらになる。そして、母と別れて1年後、サトシの元に母からの“スペシャルな贈り物”が届く。サトシを安田顕、母・明子を倍賞美津子、父・利明を石橋蓮司、兄・祐一を村上淳、恋人・真里を松下奈緒が演じる。安田は「原作を拝読し、淡々としながらも、その独自の目線にユーモアも感じつつ、嘘のない想いに涙しました。ゆるやかな人間賛歌の映画を生みだされた大森立嗣監督に、心より感謝申し上げます」とコメント。倍賞は「決して人数の多い組ではありませんでしたが、監督を中心に皆が必死になっている姿を見て私自身作品作りの楽しさを思い出させていただきました。スタッフ・キャストの思いのこもった作品になっておりますので、皆さんにもご覧いただきたいです」と語っている。また、大森監督は「ちょっと怖いタイトルですが、おバカで愛すべき家族の話です。安田顕さん、倍賞美津子さんをはじめ、出演者たちの笑顔や泣き顔を未だに思い出します。早く皆様にお届けしたいです」と意気込んでいる。

(9月27日付 日刊興行通信より)

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