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周防正行監督最新作「カツベン!」製作開始(2018.10.08)

東映は、周防正行監督4年ぶりとなる最新作「カツベン!(仮題)」の製作を開始し、主演に成田凌、ヒロインに黒島結菜を抜擢した。

約100年前、映画(活動写真)がサイレントでモノクロだった頃、活動弁士(通称カツベン)が活躍していた時代を舞台に、活動弁士を夢見る青年が小さな町の映画館に流れ着いたことから始まるアクション、恋、笑いを織り交ぜたノンストップエンターテイメント。永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊が共演し、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防組常連も参加する。周防監督は「劇中のサイレント映画も新たに撮影し、先だって時代劇部分を太秦で撮影させていただきました。今回は大正時代のお話ですが、太秦にある時代劇に対する蓄積を上手に活かして、培ってきた技術を私自身ここで体験し、勉強したいと思っています」とコメント。オーディションで選ばれた成田は映画初主演となり「プレッシャーも感じていますが、安心感と信頼があるので、何があっても這いつくばってでも真ん中に立っていようと思っています」と意気込みを語り、同じくヒロインに選ばれた黒島は「役柄は小さい頃に活動写真を見て、女優になりたいと思う一途な女の子です。オーディションで選んでいただいて、なんで私なんだろうという不思議な気持ちがあったのですが、素直に嬉しいです。頑張りたいなと思っています」とコメント。2019年12月に全国公開される。

(10月4日付 日刊興行通信より)

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