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「君は月夜に光り輝く」永野芽郁、北村匠海W主演で映画化(2018.10.19)

(株)KADOKAWAがメディアワークス文庫より発行している佐野徹夜著「君は月夜に光り輝く」が、永野芽郁、北村匠海のW主演で映画化され、東宝配給により2019年3月15日から全国公開される。

佐野徹夜が日本最大級の小説公募新人賞「第23回電撃小説大賞」で大賞を受賞し、累計発行部数30万部を突破している原作は、大切な人の死から少しだけ投げやりに生きている高校生・岡田卓哉と、月の光を浴びると体が淡く光る不治の病「発光病」にかかった余命わずかのクラスメイト・渡良瀬まみずの交流を描いたラブストーリー。デビュー作ということで思い入れも強いと語る佐野氏は「主人公は自分の分身のようなところがあるし、そんな十代の思春期の悩みとか魂みたいなものを作品に込めた気がします。生きていくことをほんの少しでも肯定できるような、そんな心に残る作品であってもらえたらと願っています」と語り、脚本も手掛ける月川翔監督は「あらすじを読むと“肌が光る病気の話”と思うかもしれません。しかしこれは“命の輝き”を描く物語です。命が終わろうとする時に、新たな始まりを見つける光のような。原作は佐野徹夜さんのデビュー小説であり、佐野さんの人生に根差した大切な一作だと感じました。心して映画化に臨みます」とコメント。ヒロインを演じる永野は、NHK連続テレビ小説「半分、青い」後初の映画出演となり、「原作を読んで、まず表紙を見た時に、とても綺麗なのにどこか儚い印象がありました。最後まで読み終わった時に表紙の意味が分かって泣きました。まみずの心の言葉を自分が演じることで壊さないように、お守りとして原作と共に撮影に臨みたいと思います」とし、「君の膵臓をたべたい」に続き月川監督とのタッグとなる北村は「すごく純度の高い、そして人として大事なテーマである“命”を扱う映画に再度起用していただき、とても感慨深く、“卓也”を精一杯生き抜きたいと思います」と語っている。また、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博らが脇を固める。

(10月17日付 日刊興行通信より)

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