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ジャニー喜多川製作総指揮で「少年たち」映画化(2018.11.21)

1969年の初演から幾度も上演を重ねられてきたジャニー喜多川企画・構成・総合演出の舞台「少年たち」が映画化され、「映画 少年たち」(松竹配給)として2019年3月29日から全国公開される。

心に深い傷を持ち、それぞれの事情を抱えて少年刑務所に収監された少年たちは、争うことでしか自分を静めることができず、チームになって徒党を組み、喧嘩を繰り返していた。ある日、新入りとしてやって来た身寄りのない少年は、誰にも心を開かなかったが、初めて信じられる仲間に出会い、友情を育んでいく。しかし、冷酷な看守長が赴任してきたことで事件が起こる。出演はジャニーズJr.のグループからSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、なにわ男子(西畑大吾)&関西ジャニーズJr.(向井康二、正門良規、小島健、室龍太)という面々で、それぞれ赤房、青房、黒房のチームとなり、映画冒頭に予定されている1カットの8分間に亘るダンスシーンに挑んでいる。この他、宮近海斗(Travis Japan)、大西流星(なにわ男子)、嶋崎斗亜(関西ジャニーズJr.)、中村嶺亜(7MEN侍)、川崎皇輝(5忍者)が抜擢され、東西のジャニーズJr.たちも勢揃いする。また、新任の看守に関ジャニ∞の横山裕、児童相談施設の後見人に戸塚祥太(A.B.C‐Z)が扮する。明治時代に建築された「五大監獄」の一つで、重要文化財に指定されている旧奈良監獄をメインに今年2月と7月に撮影が敢行された。本木克英監督は「ジャニー社長が半世紀も注ぎ続けた、この伝説的舞台への愛と情熱を探求し、映画として最大限に刻もうと気を引き締め、細心の注意をはらって監督しました。ご協力いただいた旧奈良監獄のホンモノが持つ迫力も功を奏し、才能溢れるジャニーズJr.たちが未来を求めてスクリーン一杯に躍動します。リアルな芝居と音楽とダンスが融合し、ミュージカルの枠に収まらない斬新なエンターテインメント映画にしたいと思います」と意気込んでいる。

(11月19日付 日刊興行通信より)

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