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「善悪の屑」新井浩文、林遣都のW主演で実写化(2018.11.29)

2014年から「ヤングキング」で連載が開始された渡邊ダイスケのヒット漫画を新井浩文、林遣都のW主演で実写化する「善悪の屑」(日活配給)が、12月にクランクインし、2019年に公開される。

古書店を営むかたわら、依頼人からの復讐代行を担っている鴨ノ目武(カモ)と島田虎信(トラ)の姿を描くクライムサスペンス。カモを演じる新井は「漫画を読んで、『これ実写化して大丈夫なんですかね』と素直に思いました。原作の髪型に寄せるので、普段恥ずかしくないように、新しい帽子を買います」とし、トラを演じる林は「原作を読ませていただき、人間誰しもに潜む怪物を呼び覚ましてしまう、ある意味恐ろしい作品といった印象でした。悲しみを抱えながら正気と狂気の狭間を行き来し、その瞬間を存分に味わい尽くしたいと思っています」と語っている。また、ヒロイン・奈々子役の馬場ふみかは「今までにない残虐な、それでいて人間の愛を感じる新しい復讐劇になるはずです。復讐とは、善とは、悪とは何か?誠心誠意向き合い、撮影に臨みたいと思います」とコメント。さらに、「地獄少女」の公開も控える白石晃士監督は「こんな仕事を待ってました。どう考えても、やるべくしてやることになった映画です。原作の名に恥じぬよう、夢のようなキャストの皆さんと共に思い切りブチかまします」と意気込んでいる。

(11月27日付 日刊興行通信より)

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