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山田涼介主演、芳根京子ヒロインで「記憶屋」映画化(2018.12.26)

「第22回日本ホラー小説大賞」で読者賞を受賞し、累計35万部を超える織守きょうや原作「記憶屋」が主演に山田涼介、ヒロインに芳根京子を迎えて実写映画化され、松竹配給により2020年に公開される。

大学生の遼一は、年上の恋人・杏子にプロポーズするが、翌日から連絡が取れなくなる。数日後に再会した杏子は、遼一の記憶だけが無くなっており、にわかには信じられなかったが、都市伝説的な“記憶屋”のことを知り、杏子が記憶を失った原因を探すうちに、人々の中にある「忘れたい記憶」やその奥にある想いなどに触れていく。主人公の吉森遼一を演じる山田は「みんなで力を合わせながら、この不思議な世界観を創っていきたいです。愛に切なさに優しさに寄り添っていただけると思います」とし、幼馴染として記憶屋探しを手伝い、遼一への想いを胸に秘める河合真希を演じる芳根は「自分なりに沢山悩みもがきぶつかって、この作品を皆さんの記憶に残る一本にできるよう頑張ります」とコメント。2人は広島出身という設定で、全編を通して広島弁でのセリフに挑戦する。また、遼一の元恋人・澤田杏子役に蓮沸美沙子、遼一の大学の先輩で弁護士の高原智秋役に佐々木蔵之介が決定。監督は映画「ツナグ」やドラマ「義母と娘のブルース」等を手掛ける平川雄一郎。石塚慶生プロデューサーは「ファンタジー的な設定でありつつも、登場人物全てが悩み、真実を追い求める姿は『現代の寓話』だと感動しました。『記憶に残る』作品になると確信しています」と述べている。12月から撮影しており、来年1月下旬にクランクアップ予定。

(12月24日付 日刊興行通信より)

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