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「2017中国・日本新作映画上映」盛況終了(2017.12.11)

国際交流基金、ユニジャパン(東京国際映画祭)、上海国際影視節有限公司(上海国際映画祭)は共同で「2017中国・日本新作映画上映」を12月1日から3日まで中国の上海、深セン、昆明で開催し、オープニング作品として吉田大八監督の「美しい星」、クロージング作品として小林政広監督の「海辺のリア」を上映した。

オープニングゲストとして登壇した吉田監督は「劇場を埋めた1300人のお客さんの熱気を肌で感じることができました。この勢いとノリに応えられるような映画をもっともっと作っていきたい」と語り、主演の橋本愛は「きっとそれぞれの味わい方でこの映画を楽しんでいただけたのではないかと思います。中国の皆さんの熱気に包まれ、大変なパワーを貰いました」とコメント。また、クロージングゲストとして登壇した小林監督は「深センは初めてでした。想像していた町とは全く違っていて、高層ビルが林立する都市でした。上映はとても素晴らしく、巨大スクリーンに圧倒されました」と語り、宮川朋之プロデューサーも駆けつけた。なお、ワールドプレミアとなった「不能犯」の白石晃士監督、「心が叫びたがってるんだ。」「ユリゴコロ」が上映された熊澤尚人監督もゲストとして登壇し、その他「南瓜とマヨネーズ」(冨永昌敬監督)、「光」(河瀬直美監督)、「覆面系ノイズ」(三木康一郎監督)、「武曲」(熊切和嘉監督)、「彼らが本気で編むときは、」(萩上直子監督)が上映され、「とても素晴らしかった。今後も多くの日本映画を上映してほしい」、「国から出なくてもこうして日本文化に触れることができて良かった」など好評を博した。3日間の動員数は1万7186人に上った。

(12月7日付 日刊興行通信より)

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