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「小津4K―巨匠が見つめた7つの家族―」開催(2018.05.10)

6月16日から新宿ピカデリー、6月下旬から角川シネマ新宿で「小津4K―巨匠が見つめた7つの家族―」(松竹メディア事業部、角川配給)が開催される。

小津安二郎監督生誕115年にあたる今年、新たな節目として本特集が企画され、父と娘、大家族、夫と妻、親と子、夫婦と夫の愛人、父娘と母娘、旅一座(血縁関係のない家族)と、様々な“家族”の形を描いた7作品の4Kデジタル修復版をセレクトしている。小津監督が家族という普遍的な姿を徹底的に見つめ、時にユーモラスに、時に冷徹な視線で描いた7作品がスクリーンに蘇る。ポスタービジュアルも解禁されており、キャッチコピーは「今も昔も変わらない形がある―」。また、前売券(特典として特製ポストカード付き)も発売中で、1回券は税込1000円。当日料金は一般1600円、シニア1100円、サービスデー1100円、学生(要学生証提示)1000円。なお、5月8日から開催される「カンヌ国際映画祭」で「東京物語」の4Kデジタル修復版がワールドプレミア上映されることも決定している。

【上映ラインナップ】
[松竹作品]▽「晩春」(49年)笠智衆、原節子、月丘夢路、杉村春子。▽「麦秋」(51年)原節子、笠智衆、淡島千景。▽「お茶漬の味」(52年)佐分利信、木暮実千代、鶴田浩二。▽「東京物語」(53年)笠智衆、東山千榮子、原節子、香川京子。▽「早春」(56年)池部良、淡島千景、岸惠子。▽「東京暮色」(57年)笠智衆、有馬稲子、原節子。
[角川作品]▽「旅一座」(59年)中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子。

【トークショー】
▽6月23日10時「東京物語」上映後=香川京子(女優)。▽6月24日10時「東京暮色」上映後=有馬稲子(女優)。

(5月8日付 日刊興行通信より)

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