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「第91回アカデミー賞」は「ROMA/ローマ」が最多10部門ノミネート(2019.01.25)

第91回アカデミー賞のノミネーションが1月22日に発表され、アルフォンソ・キュアロン監督作「ROMA/ローマ」(Netflix配給)が最多10部門、ヨルゴス・ランティモス監督作「女王陛下のお気に入り」(FOX配給、2月15日公開)が9部門10ノミネートを果たした。

次いで「アリー/スター誕生」(WB配給)と「バイス」(ロングライド配給、4月5日公開)が8部門、「ブラックパンサー」(ディズニー配給)が7部門、「ブラック・クランズマン」(パルコ配給、3月22日公開)が6部門、「グリーンブック」(ギャガ配給、3月1日公開)と「ボヘミアン・ラプソディ」(FOX配給)が5部門で候補となっている。また、日本からは是枝裕和監督の「万引き家族」(ギャガ配給)が外国語映画賞、細田守監督の「未来のミライ」(東宝配給)が長編アニメーション賞にノミネートされた。授賞式は2月24日(日本時間25日)にハリウッドのドルビー・シアターで行われる。主要各部門の候補は次のとおり。

【作品賞】
▽「ブラックパンサー」、▽「ブラック・クランズマン」、▽「ボヘミアン・ラプソディ」、▽「女王陛下のお気に入り」、▽「グリーンブック」、▽「ROMA/ローマ」、▽「アリー/スター誕生」、▽「バイス」。
【監督賞】
▽スパイク・リー「ブラック・クランズマン」、▽パヴェウ・パヴリコフスキ「COLD WAR あの歌、2つの心」、▽ヨルゴス・ランティモス「女王陛下のお気に入り」、▽アルフォンソ・キュアロン「ROMA/ローマ」、▽アダム・マッケイ「バイス」。
【主演男優賞】
▽クリスチャン・ベール「バイス」、▽ブラッドリー・クーパー「アリー/スター誕生」、▽ウィレム・デフォー「永遠の門 ゴッホの見た未来」、▽ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」、▽ヴィゴ・モーテンセン「グリーンブック」。
【主演女優賞】
▽ヤリッツァ・アパリシオ「ROMA/ローマ」、▽グレン・クローズ「天才作家の妻 40年目の真実」、▽オリヴィア・コールマン「女王陛下のお気に入り」、▽レディー・ガガ「アリー/スター誕生」、▽メリッサ・マッカーシー「キャン・ユー・エヴァー・フォーギヴ・ミー?(原題)」。
【助演男優賞】
▽マハーシャラ・アリ「グリーンブック」、▽アダム・ドライバー「ブラック・クランズマン」、▽サム・エリオット「アリー/スター誕生」、▽リチャード・E・グラント「キャン・ユー・エヴァー・フォーギヴ・ミー?(原題)」、▽サム・ロックウェル「バイス」。
【助演女優賞】
▽エイミー・アダムス「バイス」、▽マリーナ・デ・タビラ「ROMA/ローマ」、▽レジーナ・キング「ビール・ストリートの恋人たち」、▽エマ・ストーン「女王陛下のお気に入り」、▽レイチェル・ワイズ「女王陛下のお気に入り」。
【長編アニメーション賞】
▽「インクレディブル・ファミリー」、▽「犬ヶ島」、▽「未来のミライ」、▽「シュガー・ラッシュ:オンライン」、▽「スパイダーマン:スパイダーバース」。
【外国語映画賞】
▽「カペナウム(原題)」(レバノン)、▽「COLD WAR あの歌、2つの心」(ポーランド)、▽「ネヴァー・ルック・アウェイ(英題)」(ドイツ)、▽「ROAM/ローマ」(メキシコ)、▽「万引き家族」(日本)。

(1月23日付 日刊興行通信より)

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