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「必死剣 鳥刺し」完成報告記者会見(2010.07.05)

浴衣でキリリと浴衣でキリリと

これまでも「たそがれ清兵衛」「武士の一分」「花のあと」など数々の映画化作品がある藤沢周平原作による本格的時代劇「必死剣鳥刺し」の完成報告会見が7月5日(月)に行われた。

この日は七夕の2日前ということもあり、主演の豊川悦司をはじめとする出演者と平山秀幸監督が笹の葉を飾りつけた七夕ロードに浴衣姿で涼やかに登場。悲運の剣の達人・兼見三左エ門を演じた豊川は「時代劇ですが、現代にも通じる素晴らしい作品」と語り、司会者から「どんな想いで演じたか?」と問われると、「一言で言えばサムライブルー。撮影時にはワールドカップがこんなに盛り上がっているとは思いもしませんでしたが、サムライの存在を日本の人々が再認識しているこの時期に、公開されるというのもひとつの縁。この映画を観て、日本人で良かったと皆さんにも感じてもらえたら」と、サッカーファンにもアピールした。また、三左エ門の姪でありながら、密かに想いを寄せるヒロイン・里尾を演じた池脇千鶴は「命をまっとうする男たちの姿が素晴らしい。運命を切り開く姿は見習いたいと思いました」とうっとりとした様子。

笹の葉に「大ヒット祈願」笹の葉に「大ヒット祈願」

また、平山秀幸監督は「撮影初日は、武士の俳優を含め200人くらいが裃を着てビシッと並ぶシーンから始まり、その佇まいから現場にストイックな空気が流れ、良いシーンから始められたと思う。藤沢作品の良さは、武士の話でありなが普通の日常を描いているところで、刀で切りあうことも含め、静かな部分と激しい部分のバランスを心がけました」と演出について語った。そしてクライマックスシーンで三左エ門と剣を交える直心流の剣士・帯屋隼人正役の吉川晃司は、「自分はハードボイルドな側面の担当だったと思う。行間に織り込まれたロマンチシズムを、セリフではないところで匂い出したつもり」とニヤリ。

「レッドクリフPart1&2」や「BALLAD 名もなき恋のうた」の主題歌で高く評価された歌手・alanも浴衣姿で登場し、本作の主題歌「風に向かう花」を熱唱した。

公開情報東映配給「必死剣鳥刺し」は2010年7月10日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.torisashi.com/

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