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新たに名作50作品を加え「第二回午前10時の映画祭」概要発表(2010.11.17)

若者にも昔のいい映画をたくさん観てほしい 若者にも昔のいい映画をたくさん観てほしい

全国の25劇場で選りすぐりの名作を毎日上映する「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」(社団法人映画演劇文化協会主催)は、2011年2月5日から規模を拡大させた第2回の開催を決定。11月17日(水)に開催概要発表会を行った。

第一回映画祭は、50年代から70年代を中心とする外国の傑作娯楽映画50本を全てニュープリントで約1年間にわたり、全国25ヶ所の劇場、シネコンで午前10時から上映するというもの。2年目は1年目の25劇場に加え、新たな25劇場が加わり全国50劇場での開催。1年目からの25劇場では新しい50本(Series2/青の50本)を、新たな25劇場では1年目に好評だった50本(Series1/赤の50本)を上映する。上映サイクルは、第一回と同じで1作品、1劇場、1週間とし、料金は1作品につき大人1000円、学生・こども500円(「赤の50本」を上映するTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ梅田では終日上映)。

主催する映画演劇文化協会会長の松岡功氏は、「第二回のラインナップも第一回に勝るとも劣らぬ作品が揃いました。今回は19社の興行会社によるご協力を得ており、動員100万人、興収10億円を期待しています。全国の50劇場で100本の名作が毎日上映されるという画期的な映画祭の成功を祈って挨拶と代えさせていただきます。」と挨拶。中川敬 実行委員会企画プロデューサーは「毎日10時に固定していただいたこともファン獲得につながりました。一方、もっと多くの名作を、上映回数や地域を増やして欲しいという声もあり、第二回目の開催を決めました。2011年はフィルムからデジタルへ移行する大きな転換期でもあり、世界的な名作をプリントで鑑賞できる最後の機会。書店に夏目漱石やドフトエスキーのような名作がいつでもあるように、劇場にも名作があったらどんなにいいか、というのが発端。ヒット作とそうでない作品の二極化が言われています。見ごたえあっても話題性なければ見られない作品がたくさんあります。この映画祭によって映画というものへの見方が変わってもらえれば」と挨拶した。

また、上映作品の選定を行った選定委員は、昨年に引き続き品田雄吉氏(映画評論家)、おすぎ氏(映画評論家)、襟川クロ氏(映画パーソナリティ)、高井英幸氏(東宝(株)代表取締役社長)の4人と、昨年は特別選定委員として参加した戸田奈津子氏(映画字幕翻訳者)を加えた5人が担当。戸田氏は今回、『麗しのサブリナ』の日本語字幕の付替えを担当することになっており、「言葉は生きているものだが日本語の新陳代謝はとくに激しい。だからといって今の若い人に迎合する必要もないわけで、そのさじ加減が難しい」とコメントした。

公開情報 「第二回午前十時の映画祭は2011年2月5日(土)から2012年1月20(金)まで、毎朝10時開映
公式サイト:http://asa10.eiga.com/2011/

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