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綾瀬はるかの天然に癒され、笑福亭鶴瓶の語りに爆笑!「ブルーリボン賞」授賞式(2011.02.16)

東京映画記者会が主催する「第53回ブルーリボン賞」授賞式が2月15日(火)に行われた。司会は昨年度主演男優賞の笑福亭鶴瓶(「ディアドクター」)と主演女優賞の綾瀬はるか(「おっぱいバレー」)。始まる前から面白くなりそうな予感はあったが、この凸凹コンビの司会っぷりに、場内も登壇者も爆笑の温かい授賞式になった。

幕が上がると、まず鶴瓶が「台本のとおりいかせていただきたいと思います」と、綾瀬と共に棒読みの掛け合いをはじめ、早くも場内からは笑いが。そのうちに「こんな台本よく作りましたな!」と読むことを放棄。この日は、主演男優賞の妻夫木聡と新人賞の生田斗真が舞台公演中のため途中退席しなければならず、一番初めに表彰されたが、まず妻夫木を紹介する映像が始まらない。待機していた妻夫木は「もう僕出ちゃってもいいですか?」とヤジを飛ばし、映像が終わるやすぐに壇上へ。それでも綾瀬は「それでは妻夫木さん、壇上へどうぞ」と台本どおりに促すと、「もうグダグダじゃないですか!」と笑われ、綾瀬も大笑い。妻夫木は「悪人」について「初めて自分からやりたいとわがままを言ってやらせていただいた作品で、今までもいろんな作品に関わらせていただいてきましたが、印象深いものになりました」と語り、最後にちゃっかり「舞台は3月いっぱいまでやっているのでヨロシクお願いします」と出演中の舞台「南へ」の宣伝もしていった。

中島哲也監督が「告白」の撮影時に、生徒役37人がインフルエンザにかかって大変だったというエピソードを明かすと、鶴瓶は「そんな告白、今までされてました?」と尋ね、中島監督は「今はじめて言いました。松さん演じる先生が告白を始めるところから終わるところまでのシーンで、生徒が入れ替わっちゃってるんですよ」と話し、「それはえらい告白やな~」と仰天。

その「告白」に過保護な母役で出演し、助演女優賞を獲得した木村佳乃は、声を詰まらせながら「ありがとうございます。映画に出たいと思い、この世界に入りまして、本当に今日ほど嬉しい日はありません」と語り、鶴瓶が「ご主人も喜んでくれたでしょ?あのカッコイイご主人」と話しかけると「凄く喜んでくれました」と笑顔で返し、「本当にずっと緊張していたんですが、鶴瓶さんと綾瀬さんの楽しい司会で緊張がほぐれて。でも壇上に上がったら思いが溢れてしまいました」と明かした。

そして、「キャタピラー」の演技で2度目の主演女優賞を受賞した寺島しのぶは「若松監督からは、宣伝費が無いので寺島さんが世界の映画祭で賞をとってくれたら宣伝になるんだけどな、とプレッシャーをかけられ、撮影中は訳のわからない高熱やじんましん、血尿に悩まされましたが、結果、去年の2月に思いがけない賞(ベルリン映画祭主演女優賞)がいただけました」と語り、「ハッピー・フライト」で共演した綾瀬に「今日は鶴瓶さんと司会で良かったね」と語りかけ、「昨日は眠れなくて、どうしてだろうと思ったら、綾瀬さんのことが心配だったんですよ。1回目はテラジマって言えたのに、2回目はテラシマになってたし」と突っ込み、綾瀬は「ご迷惑をおかけしまして」と申し訳なさそうにするも、その後「ナカジマ監督」と呼びかける鶴瓶に対して、小さな声で「ナカシマ監督です」と逆に突っ込みを入れ、鶴瓶は「なんで今そんなところ突っ込むの?こんな機会は2度と無いと思うので、思い出として持って帰りたいと思います」と締めくくった。

受賞結果は次のとおり。

▽作品賞=「告白」
▽監督賞=石井裕也監督 「川の底からこんにちは」
▽主演男優賞=妻夫木聡 「悪人」
▽主演女優賞=寺島しのぶ 「キャタピラー」
▽助演男優賞=石橋蓮司 「今度は愛妻家」「アウトレイジ」
▽助演女優賞=木村佳乃 「告白」
▽新人賞
  ・生田斗真 「人間失格」「ハナミズキ」
  ・桜庭ななみ 「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」「最後の忠臣蔵」
▽外国映画賞=「第9地区」(WB/ギャガ配給)

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