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中谷美紀が純白ドレスで元婚約者に復讐!「阪急電車 片道15分の奇跡」製作報告会見(2011.02.22)

「フリーター、家を買う。」等の人気作家・有川浩による累計75万部を突破するベストセラー小説を映画化した「阪急電車 片道15分の奇跡」の製作報告会見が2月22日(火)に行われ、中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、芦田愛菜ら各世代を代表する女優陣と、三宅喜重監督が登壇した。本作は、様々な「愛」に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、片道15分の“阪急今津線”に偶然乗り合わせた乗客たちの人生が、ほんの少しずつ重なり合っていく奇跡の物語。

「結婚できない男」等テレビドラマの演出で高く評価され、今回が映画デビューとなる三宅監督は「関西発の映画をやりたいと思っていたところ、プロデューサーからすごい勢いで電話が来て、それがこの物語だった。とてもいい話で、原作者の方にも快諾をいただき、阪急電車さんにもご協力いただいて製作に漕ぎ着けた。映画は初にしては、おこがましいくらい素晴らしいキャストの方々が揃って下さった。観終わった皆さんが笑って映画館を出てくれたら嬉しい」と挨拶。

主演の中谷美紀は「たった15分の乗車時間の中で、見知らぬ人たちが思わぬ心の触れ合いをし、悶々とした日々の中で心のゆとりができる、そんな素敵な作品」と語り、後輩に婚約者を奪われ、復讐のために純白のドレスで結婚式に乗り込むOLという自らの役柄については「なんと非常識な人だろうと思いましたが、多くの女性が本当はしてみたいけどプライドや人目が気になって出来ない、それを翔子が代わりにやっているのだと思いました。ようやく自分自身に与えられた職業の意味がわかったというか、皆さんが出来たらいいなということを、私が代わりにやっているのだなと。自分の人生の中でも大きな作品になりました」と明かした。

彼氏との関係に悩みつつも前に進むことができない女子大生を演じた戸田恵梨香は「彼からDVを受けていて、すごく辛いけどそれ以上に彼を愛しているという葛藤を描いていて、今、私たちがいる世界ではこういう経験を沢山の方々がしているのだなと思った。本当に大切なことは何なのか、ミサを通じて私が伝えていかなければと感じた」と語った。そして、今やテレビに映画に引っ張りだこの天才子役・芦田愛菜ちゃんの演技に戸田は「愛菜ちゃんは泣きの芝居があって、延々と泣いていて。その集中力はすごいなぁと。尊敬しています」と出演者一同も目を見張った様子。

愛菜ちゃんは6歳ということで、まだ一人では電車に乗った経験は無いようで、「お姉ちゃんになったら、電車に乗って学校に通いたい」と野望を覗かせた。また、高校時代にも利用していたという阪急電車でのエピソードを聞かれた南果歩は「撮影が終わって、ルミナリエを見に行こうと電車に乗ったら、ちょっと疲れた様子の愛菜ちゃんぐらいの女の子とお母さんと一緒になって。私も疲れていたので、鞄の中から飴ちゃんを出して舐めようとしたら、女の子と目が合って、『食べる?』と聞いたら『ありがとう』と言ってくれて。まさしく『阪急電車』がここに!という出会いでした」とほっこりエピソードを明かした。

また、物語では翔子とミサの生き方に影響を与える老婦人を演じた宮本信子は「最近は電車の中で朝ごはんを食べたり、お化粧をしたりする人がいると聞いています。電車では騒がず、お年寄りがいたら小さな子供でも席を立つというのがマナーだったのに。いつからこんなになってしまったのだろうと残念に思います」と役柄同様、若者たちへメッセージを送った。

公開情報 東宝配給「阪急電車 片道15分の奇跡」は4月23日(土)関西先行公開、4月29日(金・祝)から全国公開
公式サイト:http://hankyudensha-movie.com/

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