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松たか子も絶賛の浅野忠信ハリウッド・デビュー作「マイティ・ソー」凱旋帰国会見(2011.06.16)

「スパイダーマン」、「アイアンマン」などヒットシリーズを生み出してきたマーベル・スタジオ初の3D映画「マイティ・ソー」でハリウッド・デビューを果たした浅野忠信が凱旋帰国記者会見を6月16日(木)に行った。現在もロンドンで新作「47RONIN」の撮影中ということもあり、タイトなスケジュールをぬっての帰国となり、この日は「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」で夫婦役を演じた松たか子も花束を持って駆けつけ、浅野のハリウッド・デビュー作に「すごく楽しめました。試写室で観たのですが、映画館の大画面でポップコーンを食べながら観たい作品。浅野さんが新たな一歩を踏み出され、本当にステキでした」と太鼓判を押した。

傲慢さが仇となり、神の世界“アスガルド”から王であり父でもあるオーディンに追放され、人間界へと流れついてしまった戦士ソーの姿を描いた本作は、ソー役の新星クリス・ヘムズワースをはじめ、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスら豪華俳優陣が出演し、監督は俳優としても知られるケネス・ブラナーが務めているハリウッド超大作。全米では5月6日に公開され、2週連続第1位となるヒットを記録し、浅野にとっても華々しいハリウッド・デビューとなった。浅野は「この作品と出会ったことで、大きなスタートを切ることができ、素晴らしい経験をさせてもらいました。少しでも多くの人に観て欲しい」と挨拶。

来日が実現しなかったケネス・ブラナー監督からもビデオ・メッセージが届き「タッド(忠信の略称)は最高の俳優。演じてもらったホーガンは、ソーに仕えるウォーリアーズ・スリーの中でもシリアスで、3人の戦士のバランスを保つような存在。タッドが出演した『MONGOL』を観た時に、凄い存在感を感じ、猛烈な銃士の役にピッタリだと思った。驚くほどの順応性で作品に貢献してくれ、優しく、礼儀正しく、一緒に仕事ができて楽しかった」と大絶賛。浅野も「ケネス・ブラナー監督は、俳優の気持ちがわかるので、演出し過ぎず、でも的確な指示も出してくださった。俳優それぞれ違うので、同じスタイルの演出では通用しないことも見抜いていらっしゃった」と賛辞の言葉を述べた。

また、浅野はハリウッドでの経験を「正直驚くことの連続で、セット、衣装、メイク、全てにおいての準備やその量と、時間のかけ方がとんでもない規模でした」と語り、名立たる俳優たちとの共演については「僕もいちファンとしてスクリーンを通じて観ていたので、舞い上がり、緊張しました。でも皆さん優しく、表現に対して真剣で、日本での映画作りと同じだと感じ、自分でやってきたことに間違いはなかったと再確認でき、ありがたかった」と明かした。

そしてハリウッド進出には特別な思いがあったようで、「おじいちゃんがアメリカ人で、この世界へ入った頃は子供でしたが、おじいちゃんに会うためにはアメリカ映画に出るしかないかな、と漠然と思っていました。母もお墓参りが出来ていなかったのですが、今回初めてお墓参りにも行けました。自分の中にアメリカの血が入っているので、ハリウッド作品を意識している部分はありました」と話した。また、3Dになった自分の映像を観て「自分じゃないみたいでした。ホーガンという役名も日本ではもらうことが無いので、『ホーガンが3Dで出てきちゃったな!』という感じでした」と驚きの様子。

花束を持って松たか子が登場すると「松さんには本当に感謝していて、『ヴィヨンの妻』は、松さんが居なければやりきれませんでした」と語り、「ひどい夫が神の世界へ行きました」と報告すると、松たか子も「よくぞ立派になられました!」と感慨深げ。「ヴィヨンの時に浅野さんから色んな国でのエピソードを聞かせていただき、どこに行ってもたくましくやっていけるのだなと思っていました。ハリウッドでも浅野さんらしかったです。最初の『You Did!』というセリフを聞いただけでも嬉しくなって、あなたが『You Did!』といった感じ」と自分のことのように嬉しそう。浅野も「ちゃんと説明してくださって、松さんを連れて宣伝して回りたいくらい。松さんがいるとホッとして」と最後は戦士らしからぬ感じになってしまったが、「これからも映画に出続けて、皆さんに楽しんでいただけるよう頑張りたい」と締めくくった。

公開情報 パラマウント配給「マイティ・ソー」は2011年7月2日(土)から丸の内ルーブル他全国3D/2D同時公開
公式サイト:http://www.mighty-thor.jp/

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