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役所、玉木らが、なでしこジャパンへ祝福メッセージ 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」クランクアップ会見(2011.07.19)

12月23日から全国公開される「聯合艦隊司令長官 山本五十六」(東映配給)のクランクアップ会見が18日に行われ、主演の役所広司をはじめ、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、中村育二、五十嵐隼人、伊武雅刀、香川照之、原田美枝子、瀬戸朝香、宮本信子、田中麗奈ら、劇中の衣装に身を包んだ豪華キャスト陣と、成島出監督が登場した。

真珠湾攻撃によって太平洋戦争の端緒を開いた戦略家として知られる海軍軍人・山本五十六。軍人でありながら、命を賭して戦争に反対した彼が、何故自ら開戦の火蓋を切って落とさねばならなかったのか。そして開戦後も、戦争に勝つのではなく、一刻も早く終わらせるために戦い続けたという山本の実像に迫る。5月15日クランクインし、東京東映撮影所を中心に8県17ヶ所でロケを行い、7月15日にクランクアップした。

はじめに製作陣を代表し、東映(株)遠藤茂行執行役員企画調整部長と(株)ディスティニー小滝祥平プロデューサーから挨拶。小滝プロデューサーが「きっかけは半藤一利さんの著作の中で描かれる国の方向を決めた男達に大変感動し、中でも山本五十六という人物に一番強く惹かれた。対米戦に反対しながら、その戦端を開かなければならなかった70年間の謎を、スクリーンでぜひ解き明かしてみたいと思った」と映画化への想いを述べると、遠藤氏は「3年前、小滝プロデューサーから膨大な資料をもとに本作を映画化したい、真珠湾攻撃から70年目の節目となる本年までに間に合わせてほしいという話から始まり、現状の日本映画で考え得る理想的なキャスティングで映画化が実現、さらに震災後の映画製作が困難な中、23社に及ぶ出資会社の方々に集まって頂けた。300館超の大作として拡大公開していきたい」と意気込みを語り、その後、監督&出演者が登場。

役所は開口一番、女子サッカーワールドカップ初優勝について触れ、「今朝は一睡もせず、なでしこジャパンを応援していました」と興奮気味に語り、「女子サッカー30年で世界の頂点に立てた。同じ時間をテレビを通し体験でき感動した。誰1人弱気になることなく戦い続けた彼女たちは、すごい力の持ち主。つくづく、日本の女性は強いなと思いました」と語ると、「澤キャプテンのように、本当にあきらめない心を持ったリーダーがいてこそ、なでしこジャパンも力が発揮できたと思う。活気がない日本に活気を与えてくれた試合だった」(玉木)、「前半はパワーとスピードで完全にかなわない印象だったが、本当にあきらめない気持ちであそこまで戦い、そして勝利し、自分自身が勇気づけられた」(椎名)、「間違いなく日本が一つになった瞬間。今、揺らいでいる日本において、一つになる心を改めて教えてもらった」(柳葉)と、キャスト陣から祝福のメッセージが相次いだ。

困難な時代における理想的なリーダー像を体現している山本五十六。まさに今の日本に求められる人物を演じた役所は「リーダーというのは、部下に慕われ、愛され、世界を見ることができ、自分の信念を貫くため、あきらめない強い胆力を持つ人物だと思う。撮影中はスタッフに助けられ、全キャストのエネルギーを頂きながら、深くこの国を守るんだという気持ちを全シーンで心がけ演じた」と役作りについて語った。東京日報記者役の玉木は「五十六さんとの出会いにより、真実を世に伝えなければいけないという使命感が蘇る感情を、セリフが少ない中、表情で演じた」と話し、海軍省軍務局長役の柳葉も「海軍だった私の祖父から『勝てるわけがないと思いながら戦場にいた』という話を聞いたことがあり、まさしく僕が演じた役の考えなので、祖父の思いを感じながら演じた」と振り返った。

「久しぶりに映画らしい映画に出演できた」(原田)、「恐らく、本年度で最も重厚な作品になっている」(香川)と太鼓判を押された成島監督が、「皆さんの熱い想いをフィルムに納めたい一心で2ヶ月をすごした」と語るだけに、キャスト陣からは本作への熱い想いが数多く聞かれ、「国も敗れかけて山河も傷ついている。今こそ必要な映画だと思う」(中村)、「若い世代の代表として若い世代の架け橋になれば」(五十嵐)と語られた。最後に役所は、「国を守るために多くの人が命を懸けて戦ったのは事実。この作品を通して、なぜあの時戦争を起こしてしまったかを考えるきっかけになれば」とPRした。

公開情報 東映配給「聯合艦隊司令長官 山本五十六」は2011年12月23日(金・祝)全国公開
公式サイト:http://isoroku.jp/

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