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大地真央に続編オファー 世界の巨匠ジョン・ウー監督と若き新鋭スー・チャオピオン監督が来日会見(2011.07.27)

明朝時代の中国を背景に、究極の奥義をめぐる刺客たちの壮絶な戦いを描いた武侠アクション大作「レイン・オブ・アサシン」のプロデューサー兼共同監督を務めたジョン・ウー監督と、若き台湾の新鋭スー・チャオピン監督の来日会見が27日に行われ、会見直後に花束を持って駆けつけた大地真央に対し、ウー監督から「続編があればぜひ一緒に仕事がしたい」と出演オファーが寄せられた。

本作は、『レッドクリフ』2部作でも大成功を収めたジョン・ウー監督が、盟友テレンス・チャンと共に構想したプロジェクト。脚本を読んで大いに惚れこんだジョン・ウーは、プロデューサーを務めるにとどまらず、スー・チャオピン監督との共同監督という形をとって現場に参戦し、振付やアクションシーンなどの撮影を直々に指導した。

会見のはじめにウー監督は「日本の皆さんが大変な災害にあわれた事に対して心から哀悼の意を表すると共に、日本の方々が勇気を持って災害に向かい合い、復興しようとする姿に感動しました。日本の皆様が立ち直れることを心から祈っています」と日本にエールを送った。

ウー監督は共同監督となったいきさつについて「随分前にスー監督の『シルク』という映画を観て、大変才能があり、映画に対する愛情とオリジナリティにあふれた監督と感じていた。そして彼が書いたこの映画の脚本は、大胆にも女性の剣客を主人公にするという長いこと武侠映画には無かったスタイルで、とても感銘を受け、ぜひ一緒に映画化したいと思った」と語り、撮影中のスー監督についても「見事に女優を演出し、男優にもロマンティックな愛を演じさせ、その演出手腕に嫉妬を覚えるくらいだった。脚本家としても中華圏で2人といない才能をもっており、現場では彼から色々学ばせてもらった」とベタ褒め。一方、スー監督も「ジョン・ウー監督がいなければ、この映画は無かったし、このような成果も得られなかった。ウー監督は、映画界の歩くウィキペディア、百科全書のような人。映画のテクニックだけでなく、人となりなど、沢山のことを学ぶことができた」と、熱い師弟関係を感じるコメントが続出した。

また今回、冷酷な女刺客の過去を封印して生きるヒロインを演じる、香港のアクション女優ミシェル・ヨーや、相手役を務めた韓国の人気俳優チョン・ウソンをはじめ、ワン・シュエチー、バービー・スー、ショーン・ユーなど、アジア各国から集結した豪華キャスト陣も見所のひとつ。ウー監督はミシェル・ヨーについて「愛情に満ち溢れながら非常に力強く、なおかつ現代的感性もあり、このヒロインに必要な要素を持ちあわせていた。アクションができるだけでなく、主人公の感情の起伏をリズム感をもって過不足なく演じてくれ、現代の観客が見ても共感できるヒロイン像を作り上げてくれた。たぶん彼女にとっては『グリーン・デスティニー』の次といえる作品になったのでは」と大絶賛した。

そして本作には、なんとウー監督の実娘アンジェルス・ウーが映画初出演を果たしている。娘の初デビューについて問われると「彼女は監督志望なので、役者の経験が今後に役立つと思い、スー監督に頼んで脇役だが出演させてもらった。娘がワイヤーで吊り上げられるシーンを目の前で見た時は、心配で心配でたまらなく、何度も撮影監督に「大丈夫なのか?ワイヤーが切れたら責任もてるのか?」と聞いてしまったが、娘の方は全然心配しておらず、「お父さん、現場にいないで」と言われてしまった」と親子の撮影秘話を語り、世界の巨匠も娘の前ではタジタジといった様子だった。

会見の終了後には、大地真央が花束を持って登壇。「剣術のシーンが素晴らしく、神秘的なアクションシーンに思わず見入ってしまった」と本作の感想を述べると、ウー監督からすかさず「もっと早くお会いしたかった。もし続編をとることがあるなら、ぜひ一緒に仕事がしたい」と熱烈な出演オファー。大地から「あんな激しい映画を作った方には見えないくらい優しい雰囲気でびっくり!」と言われたスー監督も、「アクションは見ていると美しいが、その裏には大変な苦労があって、ミシェル・ヨーは一晩中ワイヤーで吊るされたこともあったが、大地さんならできるはず!」と太鼓判を押した。大地は「ワイヤーで吊られてみたいです。今日から中国語頑張ります!」と笑顔をみせた。

公開情報 ブロードメディア・スタジオ、カルチュア・パブリッシャーズ配給「レイン・オブ・アサシン」は2011年8月27日(土)より新宿武蔵野館ほかで全国公開
公式サイト:http://www.reignassassins.com/

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