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主演の渡辺謙自らが豪華キャスト陣を発表!「はやぶさ 遥かなる帰還」クランクアップ会見(2011.08.23)

渡辺謙主演による「はやぶさ 遥かなる帰還」のキャスト発表会が8月22日(月)に行われ、JAXA宇宙科学研究所の教授、山口駿一郎を演じる渡辺自らが映画のプロジェクトマネージャーとして豪華キャスト陣を発表。江口洋介、吉岡秀隆、石橋蓮司、中村ゆり、小澤征悦、夏川結衣、藤竜也が登場し、渡辺の司会進行のもと和やかに発表会が催され、原作者の山根一眞氏とJAXA名誉教授・技術参与の的川泰宣氏も駆けつけた。

今年から来年にかけて『はやぶさ』をテーマにした映画が次々と公開されるが、坂上順プロデューサーは「各社競作の中、後発の不利を心配して下さる方もいらっしゃいますが、15年を越える『はやぶさ』プロジェクトの偉業は、とても一本の映画では伝えきれるものではありません。多くの作品が作られ、広く語り継がれることを心から願っています」とコメントを寄せており、物語の壮大さをアピールした。

渡辺謙は「プロジェクトマネージャーとしての本作への想いは、お配りしたプログラムに書きました」とし、それによると『2011年、日本は大きく揺れ動きました。私たちも社会も、その大きな揺れに震撼し、おののき、価値観の大胆な転換を迫られました。豊かさとは何なのか、生きると言うことは何なのか。様々な課題を抱えながら日々を過ごしています。それでも人は笑い、泣き、そして前を向いて行かなければなりません。そんな時代に私たち映画人は何が出来るのだろうかと問われています。その一つの答えがこの映画です。「困難」に人はどう向かい合えるのか。人は何故「挑戦」し続けるのか。私たちと一緒に、未来への旅に出航しませんか』ということである。

この日は、クランクアップを祝うパーティーも行われるということで、通常の会見とは違い、出演陣もリラックスした様子。渡辺から最初に江口洋介が壇上に呼び込まれ、「スタッフたちのあきらめないという気持ちが伝わってくる台本で、楽しみながらできた」と明かすと、渡辺が「わりとさぁ。藤仲先生(江口の役柄)とは敵対関係みたいだったじゃない?」とかなりフランクに語りかけ、江口も「まぁ、イオンエンジンを成功させたいという想いがあってだと思いますけど」と応戦。

次に呼ばれた吉岡秀隆は、撮影が始まって2週間後に初日を迎えたようで、「完全なアウェイ感があってどうしようかと思いました。謙さんから『初日だね。緊張するよね。』と囁かれ、あの威圧感は何だったんだろう」と語り、「でも嬉しかったのが、謙さんからの差し入れでした」と話すと、渡辺は「正に飴と鞭だね」と自らの行動を一笑。

石橋蓮司に至っては「渡辺謙演じる山口と対立しているということはわかっていたが、セリフが何を言っているのか自分でもわからない。NGも沢山出してしまい、途中はあんちょこまで置いて・・・」と専門用語が多いセリフに苦労した様子。

JAXA内の紅一点である学生当番を演じた中村ゆりは「下っ端なので、常に後から皆さんを見ている役で。江口さんにも『おまえはストーカーか?』と言われるくらいでした。本読みの時に、謙さんが皆さんとガッチリ握手されていたのが男臭くて、感動しました」語り、朝日新聞の科学部記者を演じた夏川結衣は「JAXAの方々は楽しそうで、自分が出ていない映画を観ているようで、不思議な感じがしました」とJAXAの一員では無かったことを残念そうに語ったが、「オーストラリアにも行かせていただき、私の撮影日はピーカンでした」と誇らしげ。というのも、『はやぶさ』のカプセル回収シーンを撮影したオーストラリアでは雨の日が多かったようで、晴れ女として活躍したようである。

瀧本智行監督は「これほど錚々たる俳優さんたちと仕事ができるのは監督としてプレッシャーを感じると同時に至福の時間でした」とし、「今は『はやぶさ』というもう一人の主役を、どう魅力的に輝かすか、VFXチームと共に取り組んでいます」と完成に向けての意気込みを語った。

公開情報 東映配給「はやぶさ 遥かなる帰還」は2012年2月11日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.hayabusa2012.jp/

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