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日本から唯一のコンペ作品「キツツキと雨」等15作品がグランプリを競う!「第24回東京国際映画祭」記者会見(2011.09.22)

10月22日から30日まで六本木ヒルズをメイン会場に開催される「第24回東京国際映画祭」の記者会見が9月21日(水)に行われた。今年の公式オープニング作品は、「バイオハザード」シリーズ等のポール・W・S・アンダーソン監督最新作「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」、また特別オープニング作品にはジャッキー・チェンが記念すべき100本目の出演作に選んだ歴史大作「1911」。そして、クロージング作品にはブラッド・ピット主演で感動の実話を映画化した「マネーボール」が上映されるなど注目作が揃った。

サクラグランプリを競うコンペティション部門には76の国と地域から975作品が集まり、その中から厳選された15作品が上映される。保守的な時代に男性として生きて行くことを決意した女性の物語「アルバート・ノッブス」や、地域の平和への思いを一匹のブタに込める中年男性のコメディ作品「ガザを飛ぶブタ」など、今の社会を反映する映画が集まった。

また、日本から唯一コンペティション部門に出品される「南極料理人」の沖田修一監督最新作「キツツキと雨」もワールド・プレミアとして上映される。会見には沖田監督と主演の役所広司が登壇し、沖田監督は「とても興奮しております。出来上がったばかりの作品なので、こういった機会で皆さまにご覧いただけることは本当にうれしく思います。『キツツキと雨』は、企画の段階では田舎町で映画を作るというところから始まり、台本を進めていくうちに25歳の監督像を描くのが面白いなと思い、自分自身に近付いていった気がします」と明かした。

そして、ゾンビ映画の監督と出会う木こり役を演じた役所広司は「例年とは違って特別な年になりそうな気がします。沖田監督は、初めてあった時、学生の様な監督さんだなと思いました」と監督の風貌に驚いた様子だったが、「撮影現場では役者に頑張ってみんなで作り上げようという気分にさせる魔力を持った監督さんです。まさに小栗君の役は、沖田監督だなと思いました。小栗君にとって現場に見本がいるのでうらやましい反面、やりにくい面もあるだろうなと。小栗くんは、一生懸命沖田監督のことを研究して役に取り組む、いい俳優さんでしたね」と沖田監督と共演の小栗旬を評した。

また、今年は3月の東日本大震災を受けて、「TIFF ARIGATO プロジェクト」を展開。内容としては
①TIFF ARIGATO募金(9月から映画祭最終日まで実施)
②TIFF ARIGATOメッセージ(映画人から日本への応援メッセージを集め公式ウェブサイトに掲載)
③TIFF ARIGATOバンド(募金の協力者やメッセージを寄せた人々に緑のリストバンドを贈呈)
④「TIFF in 仙台」特別上映会(10月25日にMOVIX仙台で無料招待上映実施)
⑤特別上映「震災を越えて」(被災地発の映画・映像作品を上映)
となっている。

公開情報 公式サイト:http://2011.tiff-jp.net/

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