ニュース

『1911』ジャッキー・チェン来日会見「生涯の中で間違いなく記念になる作品!!」(2011.10.21)

アジアが誇る世界的アクションスター、ジャッキー・チェンが来日し、映画出演100本目となる記念作「1911」の会見に登場。「みなさんコンチワ!忙しくてなかなか来れなくてすみません。また日本に帰ってきました!」と挨拶すると、「日本の回復ぶりを見て、日本人の精神力を実感し、感動しました。その精神力があるからこそ、日本は必ず再建できると思っています。(日本語で)ニホン、ガンバッテ!」と力強いエールを送った。

 今年100周年を迎える近代中国の新たな道しるべとなった1911年の<辛亥革命>をテーマに、構想10年、製作費30億円をかけジャッキーが総監督・主演を務めた歴史エンターテインメント大作。時はラストエンペラーの時代。衰退の一途をたどる清王朝を憂い、新たな中国を築くため、“中国革命の父”孫文や、彼の右腕として尽力した革命軍司令官・黄興(こうこう)、そして革命のために身を捧げ散っていった若者たちの物語を描く。

実は別の映画の製作を一旦中止して本作を撮ったというジャッキー。「100周年目の節目の年に撮ることに意義があると思いました。辛亥革命がなければ、この英雄たちがいなければ、今の中国はありません。撮影をして、革命には多くの犠牲者が伴うことを改めて感じ、こうした歴史を知らない若者たちに、きちんと映画にして伝えるべきだと思いました。僕の生涯の中で間違いなく記念になる作品です!」と胸を張った。また、自身が演じた革命軍司令官・黄興について「乗馬が好きというところは普段の自分に似ています。そして何より“絶対に負けない”という気持ちが一番似ています。彼はどんなに敗北しても絶対に諦めずに戦に臨んでいました。ただ、彼は文学に長けていて、そこは違いますが…。でも僕の方が背も高いしハンサムです(笑)」と話し会場を沸かした。また、本作では従来のアクションを封印したジャッキーだが「撮影している最中、ジャンプしてヒューバババーッとかどうしてもやりたくなってしまいましたが、今回はできませんでした」とお茶目な笑顔を見せた。

会見の終盤には、ジャッキーの大ファンというタレントの中川翔子が100本のバラの花束を持って駆けつけ、「ウァー、ヒィー、生きててよかった!!確実に、生まれてきてから今日が一番幸せな日です!!全てを捧げても良いほど好きです。いつまでも不老不死でいてください」と大興奮。さらに、「10年前、母親と香港に行った時、偶然ジャッキーさんにお会いして号泣していたら、ジャッキーさんがご飯をおごってくださいました。その日のおかげで私は今まで生きてこられました。なぜ大スターなのに、そんなに無償の愛をお持ちなんですか?」と質問。すると、ジャッキーは「僕は小さい時に貧乏でしたが、どこへいってもいつも助けてくれる人がいました。だから私もいつか周りの人を助けたいと決意しました。世の中の人すべてを助けるのは無理ですが、1人でも助けられればと思います」と熱い思いを語り、「今は自分が得ることばかりを考える人が多いですが、本作に出てくる英雄たちは未来のために命を犠牲にしました。本作を通じて、他人に与えることの素晴らしさを知ってもらえれば」とアピールした。

尚、本作は、明日開幕する第24回東京国際映画祭の特別オープニング作品に選ばれており、ジャッキーと吹替版声優を担当した江角マキコと中川翔子がグリーンカーペットに登場する。

公開情報 東映配給「1911」は11月5日から全国公開
公式サイト:http://www.1911-movie.jp/

バックナンバー

ページのトップへ