ニュース

黄門様や“あぶ刑事”コンビも!!吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」の豪華キャスト陣発表(2011.11.29)

東映創立60周年記念プロジェクトである吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」の製作発表会見が29日に行われ、柴田恭兵、里見浩太朗、仲村トオル、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、勝地涼、松田龍平、小池栄子ら豪華キャスト陣が発表された。吉永は共演者たちについて、「それぞれステキな方々でワクワクしています。東映創立60周年ということで、黄門様(里見浩太朗)も、“あぶ刑事”コンビ(柴田恭兵、仲村トオル)もいますし、とてもバラエティに富んでいます。また、私の教え子役の子たち(森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、勝地涼、松田龍平、小池栄子)も本当に芝居の上手な方たちばかりなので、彼らのお芝居を十分に引き出せる優しい存在になって、この作品に取組んでいきたい」と意気込みを語った。

「北のカナリアたち」は、湊かなえの著書「往復書簡」【第二話「二十年後の宿題」】を原案に、はる先生と呼ばれる教師と生徒たちが封印してきたある出来事が、20年の空白を経て明らかになっていくサスペンス巨編。

発表されたキャスト陣は全て吉永と初共演。吉永の夫役を演じる柴田は「いつの日か吉永さんとご一緒できたらと、心ひそかに思っていたが、夢が叶いました。夫役なので、サユリスト(吉永小百合ファン)の方に申し訳ないという思い」と恐縮。一方、旧知の仲である仲村は、「『あぶない刑事』をやっている時、恭兵さんと何百回と食事をしましたが、ただの一度もお金を払ったことがない。そんな恭兵さんに恩を仇で返すような役」と苦笑い。一方、「キューポラのある街」以来サユリストだという里見は、「オファーが来た時、ついに吉永さんの相手役かと喜んでいたら、父親役でした。でも吉永さんの親父になるってこともとても光栄であり、久々の映画の仕事に興奮しています!先日75歳の誕生日を迎えたが、天が与えてくれた大きなプレゼントだと思っています」と喜びを露にした。

また、吉永演じるハル先生の教え子役となる若手演技派俳優陣も、この時ばかりは大御所たちに囲まれ緊張の面持ち。「先生、生徒という関係性だけでなく、母親のように慕っている役なので、僕も胸を貸していただきやっていきたい」(森山)、「吉永さんの緊張を和らげてくれる雰囲気に甘えながら、純粋な真っ白な気持ちで演じたい」(満島)、「身が引き締まる思い。緊張しちゃうので余計なことは考えずに、北海道の大自然の中、真っ直ぐ心を込めて演じたい」(勝地)、「吉永さんのあまりの美しさと優しさに圧倒されつつ、はる先生としての安心感もある。北海道という厳しい環境の中で育った力強さや生命力あふれる女性を演じたい」(小池)、「こんなにステキな方々とご一緒できるのはとても嬉しく、今から楽しみ」(松田)とそれぞれの意気込みをコメント。皆の緊張を察した吉永は「初共演は何十年やっていても緊張するもの。田中絹代さんや高倉健さんと共演したとき体が震えたことを今でも覚えているので、なるべくリラックスした雰囲気を出していきたい」と若手俳優陣を和ませた。また仕事の都合で会見には出席できなかった宮崎からはビデオレターで「この台本の中に、自分がいることが嬉しく、吉永さんをはじめとする素晴らしい役者の皆さんとご一緒できる日が楽しみ!心をこめて芝居をしていきたい」とのメッセージが寄せられた。

キャストの会見前には製作陣らも登壇。本作の撮影が12月2日から札幌で始まり、稚内、そして日本最後の秘境と呼ばれる礼文・利尻島をロケ地に、体感気温が-30度にもなる厳しい真冬と、エゾカンゾウが美しく咲きほこる初夏の2期に渡り一大ロケーションを敢行することが明かされた。吉永は「『動乱』『海峡』『北の零年』と雪の中での撮影をしてきたが今回の撮影が一番大変になるのでは」と語るも、撮影の木村大作は「厳しい中でこそ人間は美しい。吉永さんは厳しい自然が好きな人なので、相当な映像を撮れると思っている」と自信をみせ、吉永とは『北の零年』以来のタッグとなる脚本の那須真知子も「なんだかいつも厳しい雪の中に吉永さんを放り込んでいますが、日本一雪が似合う女優だと思っていますので、今回も楽しみ」と語った。メガホンをとった阪本順治監督は、「サスペンスと天使の歌声という、一見違和感のある組み合わせによって相乗効果をもたらす、一級エンターテインメントを目指していきたい」と意気込みを語った。

会見終盤には、2ヶ月に及ぶ子役オーディションで全国約3100人の中から選ばれた、物語の鍵を握る“天使の歌声”を持つ子どもたちが登場。吉永と共に歌を披露し、その歌声に会場中が癒され、華やかな会見は終了した。

公開情報 東映配給「北のカナリアたち」は2012年秋以降全国公開
公式サイト:http://www.kitanocanaria.jp/

バックナンバー

ページのトップへ