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トムに不可能なことなんてない!「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」来日会見(2011.12.01)

1996年に公開された第1作以来、シリーズを重ねるごとにスケールアップし、大きな話題を集めてきた「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」の製作・主演を務めるトム・クルーズ、共演のポーラ・パットン、そして「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」で2度のアカデミー賞に輝き、実写は初挑戦となるブラッド・バード監督が来日し、12月1日(木)、記者会見を行った。日本への訪問は11カ国を巡る宣伝ツアーの幕開けを飾るものであり、会見が行われるのは日本と映画の撮影地でもあったドバイだけということで、会場は異様な熱気に包まれた。

ロシアのクレムリンが何者かによって爆破され、米国極秘諜報機関・IMFのエージェントに復帰したイーサン・ハントとそのチームに容疑がかけられるというストーリーからはじまる今回の物語。シリーズを通して常に話題になるのは、トム・クルーズ自身が命懸けで挑むスタントシーンであり、今回はドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”で繰り広げられるアクションが大きな目玉となっている。会見では、その舞台となったドバイの砂漠をイメージしたセットから3人が登場。

トムは「撮影では砂嵐にあったり、いろんな目にあったけど、この映画を完成させて、日本に持ってくることが出来て本当に嬉しい」と挨拶し、ブラッド・バード監督は「この砂丘を見て、そういえば撮影時にトムの目や顔に砂を吹きかけていたことを思い出した。今日はそういう演出が無くて良かった」と笑ってみせ、ポーラは「東京に来るのは初めてでとってもワクワクして、夢が叶ったような気分」と興奮の面持ちで挨拶した。

イーサン・ハント率いるIMFのチームは、それぞれの能力を活かして困難に立ち向かっていくということで、現場でのチームワークはどうだったのか聞かれるとトムは「本当に素晴らしいチームワークで、楽しく仕事ができた。ポーラも撮影前の数ヶ月トレーニングを積んでくれたし、みんなが全力を尽くしてくれた。ブラッド・バード監督も本当に素晴らしく、以前から彼のアニメーションでの才能を尊敬していた。本作が初めての実写映画となったが、彼は観客を惹き付けるストーリーテリングを持っており、素晴らしい成果を出してくれた」とプロデューサーの観点からも絶賛。

それを受けて監督も「ずっとトムとは仕事をしたいと思っていたが、やっと実現できた。IMFの4人のメンバーを演じたトム、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットンはそれぞれ違った個性を持っているが、4人が集まると弦楽四重奏のように素晴らしいハーモニーを醸し出し、4人のシーンはとても気に入っている」と明かした。

地上828メートルの“ブルジュ・ハリファ”での撮影について怖くなかったのか聞かれたトムは「高い所は全然怖くないんだ」と余裕の表情で「子供の頃から高い所は平気なんだ。4歳の時にG.I.ジョーの真似をして、シーツをパラシュートのようにして、ガレージの屋根から飛び降りたんだけど、飛んだ瞬間、これは開かないなと思った。でも地面がぬかるんでいたから大丈夫だったんだけど、顔中泥だらけになって、火花が散るのを見た。ただその怖さよりもママに見つかったら殺されると思ったんだ。でも高さを軽んじてはいないよ。撮影では数ヶ月どうやって撮るか研究したし、監督が言うことに振り回されてもいたしね」と話すと、監督がすかさず「その話の落ちは、ガレージから飛び降りて頭を打って、脳にダメージを受けたから高いのが怖くなくなったということかと思ったよ」と茶化した。

また、今回初参加となったポーラは演じた役柄との共通点を聞かれると「ジェーンは複雑な内面を持っていて、女性らしさと戦う強さを合わせ持った人。好きな人を殺され、ミッションを失敗してもそれを乗り越えていくの。共通点は戦うことが好きな部分。心の中では平和を求めて、しとやかでも、内面に秘めた怒りを込めて戦うことができ、爽快な気分だった」と晴れやかな表情。

そしてタイトルに因んで、「最近、これは不可能だ!」と思ったことは?と聞かれると、トムは「僕は決してギブアップしないから」と出来ないことは無いと断言。ポーラは、「ちょうど撮影の頃、息子が生まれたばかりで、母親業と女優業をどうやり遂げたらいいかと思ったけど、『乗り越えるしかない!』と思って、不可能に近いミッションをやり遂げることができました」と明かし、監督は「今回のような大規模な作品をタイトなスケジュールの中、限られた製作費で作りあげるためには、あらゆる場面で即決しなければいけなくて、インポッシブルだと思っても、それを認めないようにすることがコツだと思った」と前向きな気持ちで現場を仕切っていたことを語った。

最後にトムはプロデューサーとしての務めについて「映画に関わるあらゆる人がベストな状態でいられる環境を作ること、そして観客が本当に楽しめる作品を作ること。映画館でポップコーンを食べていても、手が止まってしまう瞬間のある映画を作りたい。始まったら止まらないスリルを与えたい」と映画へかける熱い思いを明かした。

公開情報 パラマウント配給「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」は2011年12月16日(金)TOHOシネマズ日劇他全国公開
公式サイト:http://www.mi-gp.jp/

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