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過酷な撮影現場がチャン・ドンゴンとファン・ビンビンによっても証明された「マイウェイ 12,000キロの真実」記者会見(2011.12.20)

オダギリジョーとチャン・ドンゴン主演による、第二次世界大戦中の実話から生まれた衝撃と感動の物語「マイウェイ 12,000キロの真実」の記者会見が12月19日(月)に行われ、オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、そしてカン・ジェギュ監督が登壇した。ちょうど1ヶ月前に、映画のクライマックスとなる“ノルマンディー上陸作戦”のシーンが特別披露され、その時にもオダギリは撮影現場の過酷さについて語っていたが、チャン・ドンゴンも「とにかく寒さが凄かったということが記憶に残っています」、ファン・ビンビンは「現場では誰も女性扱いしてくれませんでした」と明かした。

会見前に完成披露試写会が行われたばかりということで、オダギリは「すごく緊張し、心配でもあり不安でもありますが、カン・ジェギュ監督は『シュリ』や『ブラザーフッド』のヒットで歴史に残る監督でもあるので、戦争映画の醍醐味をフィルムに焼き付けてくださっていると思う。ぜひ期待してもらえたら」と挨拶し、チャン・ドンゴンは「日本と韓国でほぼ同時期公開されるので、皆さんがどう観て下さるか緊張しています。1年近くかけて作った作品なので、愛情と声援を送っていただけたら」と語った。

アメリカの国立公文書館に保管されていた一枚の写がきっかけとなって生まれた物語であることについて監督は「ドイツ軍の軍服を着たアジア人がアメリカの捕虜となっている写真が6年前にインターネット上に出て、大きな話題になりました。それを素材にしたシナリオが発表され、韓国のTV局であるSBSもドキュメンタリーを作り、小説もその後書かれました。僕は他の作品を温めていた時だったのですが、ドキュメンタリーに衝撃を受け、これはどんな困難があっても映画化したいと思い、新しくシナリオを書き直して、手掛けることになりました」と製作の経緯を明かした。

スタント無しの大掛かりなアクションシーンについて聞かれたオダギリは「日本ではあまり戦争をテーマにした作品が無いと思うんですが、あっても親子愛や愛国心をテーマにしているもので、大規模な戦闘シーンは日本の土地では無理だと思うし。僕も経験の無いことで、とにかく想像を絶するひどい現場でした」と語るも「ニコニコ動画で生放送されているので、言葉を選んでいます」とやや発言に慎重になっている様子。

また、チャン・ドンゴンは「カン・ジェギュ監督とは『ブラザーフッド』でご一緒し、戦争映画を経験していたので、その経験が役に立つのではと思い、戦争映画が初めての俳優さんたちにアドバイスしたりなんかしていたんですが、それも役に立たないくらいスケールが大きかった」と笑い、ファン・ビンビンは「オダギリさんもチャン・ドンゴンさんも現場ではとてもよくして下さったのですが、女であってはいけないと思いました。4、5人の男性と全速力で走らなければならなかったり、氷水に飛び込んだり。でも監督に出演すると約束したから出たんですよ」と話したが「戦争映画ではありますが、人間同士の愛や心の触れ合いが描かれていると思います。歴史的には残酷なことが起きていましたが、人と人との触れ合いがあったことが大切に描かれています」と語った。

最後に見所について聞かれると、オダギリは「ぶっちゃけた話、韓国だけでなく日本でヒットしなければ監督は喜べないと思うんですよ。一人でも多くの方に観ていただきたいのですが、このシーンというより映画をとにかく観ていただいた方がいい!とにかく観てください」とアピールし、チャン・ドンゴンも流暢な日本語で「そのとおりです!」と賛同し、「日本の観客が観たことのないスケールの大きな戦争シーンがあります。そういった視覚的面白さと、2人の男の物語に注視していただけたら」と語った。

最後に“マイウェイ・アース”と名付けられた地球儀の点灯式が行われた。これは、本作で描かれている「5年間で12,000キロを移動するスケール」と「国境を越えた絆」を表現したもので、4人が手をかざすと、球体が光輝いた。

公開情報 CJ Entertainment Japan/東映配給「マイウェイ 12,000キロの真実」は2012年1月14日(土)全国公開
公式サイト:http://myway-movie.com/

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