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AKB48前田「外国映画には夢がいっぱい詰まっている!」 外配協発足50年記念式で外国映画ベストサポーター賞受賞(2012.04.12)

一般社団法人外国映画輸入配給協会(外配協)の発足50年記念式が4月11日に開催され、 ‘外国映画ベストサポーター賞’に選ばれたAKB48の前田敦子と、政治学者で東京大学大学院法学政治学研究科教授の藤原帰一氏が登壇した。

『外国映画ベストサポーター賞』は、世界各国の映画を日本に普及させるべく幅広い活動を続ける外配協の発足50年を記念した本年度限りの賞で、自身のブログで鑑賞した映画を紹介し、とりわけ多くの若い世代に映画の魅力を伝えている前田と、2007年より雑誌「AERA」で映画コラムを連載し数々の映画を紹介している藤原氏に、外国映画の素晴らしさを多くの人に広めてきた功績を讃えて授与された。

前田は今回の受賞を「びっくりですね!ただの映画ファンというか映画が大好きなだけ」と謙遜。外国映画の魅力を「観ていると夢がいっぱい詰まっていて、色んな夢をみさせてもらえる!映画館に行って観るようにしています」と語り、「仕事の時もDVDプレイヤーを持ち歩いて、待ち時間やメイクをしながら見ていて、多い時は週に5本くらい見ます」と、忙しい仕事の合間でも大好きな映画を満喫している様子。また、最近は女優としても活躍著しい前田。「映画に何本か出演しているので、映画を見るとき、このシーンはどうやって、どのくらい(時間を)かけて撮ったのだろうとか、撮られる側のことやアングルを考えながら見てしまう」と明かした。

一方の藤原教授は、辛口の映画評が魅力のひとつだが、司会の襟川クロから「藤原さんは、結構厳しくてうるさいですよね」とつっこまれると、「筆が走った点はお詫び申し上げます」とタジタジ。しかし「年に200本きっちゃってるんです・・・200本がひとつの水準だと思うんですが、すみません。夜11時ごろにDVDを見始めて、おもしろいとそのまま(午前)1時に眠れるんですが、出来がイマイチだと口直しにもう1本見てしまうんです」と話すと、会場は笑いに包まれた。

オススメの映画について藤原教授は「一番困る質問ですよね」と悩みつつ、「絶対見ておかなきゃいけない映画は『市民ケーン』『黒い罠』『裁かるるジャンヌ』。ただの映画好きとして答えると、誰がなんといおうと『カサブランカ』は映画の基本」と熱く語ると、前田は「まだ見ていないので絶対みます!」と答えた。前田自身は最近「ヒューゴの不思議な発明」と「アーティスト」を見たそうで、「映画の世界にはまだ知らない世界が沢山あることを教えてもらった」と話すと、藤原教授は「どちらも古い映画への愛情に満たされた作品。それを前田さんが見てくださるなんて嬉しい」と感動の面持ち。さらに外国映画は字幕版で見るという前田は「日本語にしてしまうと分からない部分が沢山あると思うので、そのままの声と雰囲気で観るのが好き。周りの子で、『字幕の見方が分からない』『字幕を見ていると映像が見れない』と言っている子がいるけど、 『なんで!?』って思う」と、昨今の若者の字幕離れにも言及した。

最後に前田が「外国映画には夢がいっぱい詰まっていて、色んな夢を持つきっかけになります!たくさんの人にぜひスクリーンで見て欲しい」と外国映画を力強くアピールすると、藤原教授も「特に昨年から今年にかけていい作品がずっと続いている。いま映画館に飛び込んでも幸せしか待っていない」と、ベストサポーターならではの素晴らしい言葉で締めくくった。
 
外配協発足50年記念式は外国映画ベストサポーター賞授賞式のほか、映画評論家の品田雄吉氏による基調講演「外国映画が日本にもたらしたもの」、襟川クロ氏、LiLiCo氏、戸田奈津子氏、金子裕子氏によるトークショー「ここが楽しい!外国映画」、第50回優秀外国映画輸入配給賞授賞式、経済産業大臣賞を受賞したウォルト・ディズニー配給による「幸せの教室」の試写会などが行われた。

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