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吉永小百合主演「北のカナリアたち」がついに完成し、極寒ロケを乗り切ったキャスト&スタッフが大集結!!(2012.10.04)

湊かなえの著書「往復書簡」を原案に、日本を代表する女優・吉永小百合を主演に迎えた日本映画史に新たな歴史を刻む東映60周年記念大型プロジェクト「北のカナリアたち」がついに完成し、主演の吉永小百合をはじめ、柴田恭兵、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平、小池栄子ら豪華キャスト陣とスタッフが完成会見に集結した。

20年前のある事件により、それぞれの心に傷を負い、離れ離れになった吉永演じるハル先生と6人の教え子たち。そして、20年後、教え子の一人が起こしたある事件をきっかけに、物語は大きく動きだす。徐々に明らかになっていく真実が20年の時を越え、物語は感動のクライマックスへ向かう。サスペンスでありながら、信頼とは何か、愛とは何かを深く胸に刻みこむ感動巨編に仕上がった。

北海道の礼文島、利尻島などの日本最北部での撮影は-30度の雪嵐が吹き荒れる中での過酷なものとなった。吉永は「冬のロケの間はあまりの厳しさに、とても乗り切れないのではと不安だったが、スタッフ、出演者のみなさんが本当に寒い中で頑張っていたので、私ももっとしっかりしなきゃと思い直した」と振り返り、「こうして完成でき、ホッとしている」と笑顔を見せた。メガホンをとった阪本順治監督も「色々困難があったが、乗り越えたことで映画に力がついた」と語り、撮影を務めたカメラマンの木村大作は「これまで『厳しさの中にしか美しさはない』といい続けてきたが、厳しい中に立って、凛としている吉永さんから出てくる映像だから、素晴らしい!」とマイク無しでコメントし、自画自賛した。

20年後の子供たちを演じたキャスト陣も、「素晴らしい役者さんたち、エネルギッシュなスタッフ、北海道の厳しくも優しい大自然に囲まれ、この映画に関われて幸せだった」(森山)、「吉永さんをはじめとする日本映画の大先輩たちと、同じ現場で同じ瞬間を共有することができ、映画作りを改めて考えさせられるような体験を沢山した。学びの多い現場だった」(満島)、「北海道の大きな自然の力と、音楽が胸にずんと響いてきた」(宮崎)、「物語と北の大地の素晴らしい景色が、私達の芝居を後押ししてくれた」(小池)、「今回初めて吉永さんとご一緒させていただいて、いい経験をさせてもらった」(松田)と、それぞれ撮影を振り返った。また、夫役の柴田は念願の吉永との共演を「吉永さんの手の平の上で、ころころ転げまわって、とても心地よかった。製作会見の時、吉永さんと共演でき夢が叶ったと言ったが、吉永さんの魅力は1回の共演ではとてもとても…今は欲が出てきて、あと2、3回共演したい」と熱い視線を送ると、吉永から「次はアクションですかね?」と言われ、「ぜひお願いします」と満面の笑みを浮かべた。サユリストを公言する里見は「吉永さんの親父役として楽しい一時を過ごせた」と語り、「次の共演!?当然恋人役ですよ!」と、こちらもラブコールを送っていた。

また、成長した子供たちが再会し歌を歌う重要なシーンについて、森山は「単純にきれいな声ではなくて、20年を経て、どういう時間を過ごして、皆があの分校に戻ってきたのかを確かめながら、共有しながら歌った」と語り、松田も「吉永さんに実際指揮をしていただいて、想像が形になった。余計な芝居がいらない、本当に久々に再会したようなとても不思議な感覚だった」と振り返った。宮崎は「役柄上、ずっと吉永さんの目を見ない芝居をしていたので、歌うシーンで指揮をする吉永さんの目をきちんと見ることができ、幸せを感じた」と笑顔を浮かべ、小池も「20年前、子供たちが歌でどれだけ助けられたかが、きちんと描かれていたからこそ、最後の歌のシーンは胸にくるものがある。嘘のように息がそろうのを感じ、鳥肌が立つような体験だった」と話す。また、満島は同シーンの吉永がとても印象的だったようで、「あの時の吉永さんの顔は凄まじかった。静かだけど、強くて美しくて、本当に神々しい顔をされていて。あの表情は今でも覚えている」と、興奮ぎみに語った。吉永も「6人がまっすぐな目で私を見てくださって、何とも言えない感動だった。俳優としてというものではなく、ただこの場に居合わせてよかったという思いで、先生冥利という気持ちになった」と感慨深い様子。吉永は「サスペンスだけど、最後はみんなの思いやり、やさしさ、温かさがじんわり出てくるような作品。世界でも日本でも辛いことがいっぱいある現状だが、みなさんの中に温かい思いが灯る、そんな作品になっている」と、力強くアピールした。

公開情報 東映配給「北のカナリアたち」は2012年11月3日(土・祝)全国公開
公式サイト:http://www.kitanocanaria.jp/

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