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「ポルトガル映画祭」9月開催(2010.08.19)

日本ポルトガル修交通商条約150周年記念「ポルトガル映画祭2010―マヌエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画の巨匠たち」(シネマテーク・プロジェクト)が、9月17日から10月3日まで東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。本映画祭では、100歳を越える今も映画を作り続ける巨匠マヌエル・ド・オリヴェイラ監督の特集や、外交官として東京で暮らし、日本・ポルトガル合作映画「恋の浮島」を作ったパウロ・ローシャ監督の作品などを紹介。東京での上映後は、金沢、京都、神戸、広島、山口、仙台、高知、川崎などで巡回上映が決定している。

【上映作品】
■マヌエル・ド・オリヴェイラ監督
▽「アニキ・ボボ」(42年)=長編デビュー作。
▽「春の劇」(63年)=キリスト受難劇の記録。
▽「過去と現在 昔の恋、今の恋」(72年)=ヴィンセンテ・サンチェスの同名戯曲の映画化。
▽「カニバイシュ」(88年)=オペラ・ブッファ映画。
▽「神曲」(91年)=歴史的文学作品の登場人物たちが信仰と理性について議論。
▽「アブラハム渓谷」(93年)=「ボヴァリー夫人」を基にした作品。
▽「階段通りの人々」(94年)=リスボンの街路を舞台にした群像劇。

■ジョアン・セーザル・モンテイロ監督
▽「黄色い家の記憶」(89年)=監督自身が主演した「ジョアン・ド・デウス」シリーズの第一作。
▽「ラスト・ダイビング」(92年)=絶望と引き換えに許された底抜けに大らかな人生讃歌。
▽「神の結婚」(99年)=「ジョアン・ド・デウス」シリーズ最終作。

■パウロ・ローシャ監督
▽「青い年」(63年)=パリで映画を学んだ監督の帰国第一作。
▽「新しい人生」(66年)=偏心的構成が斬新な佳作。▽「恋の浮島」(82年)。

■アントニオ・レイス監督/マルガリーダ・コルデイロ監督
▽「トラス・オス・モンテス」(76年)=公開当時、フランスの批評家たちを驚嘆させた伝説的フィルム。

■ペドロ・コスタ監督
▽「骨」(97年)=貧困と無気力にうちひしがれる若者たちの生を描く。

■テレーザ・ヴィラヴェルデ監督
▽「トランス」(06年)=今ポルトガルで最も期待される監督の代表作。

■ミゲル・ゴメス監督
▽「私たちの好きな八月」(08年)=ドキュメンタリー的な前半部から、美しい少年と少女のメロドラマへと移行する脱ジャンル的作品。

(8月18日付 日刊興行通信より)

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