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飯豊まりえ主演作「シライサン」2020年1月公開(2019.05.16)

飯豊まりえ初単独主演となるホラー映画「シライサン」(松竹メディア事業部配給)が2020年1月から全国公開される。

眼球が破裂した死体が連続して発見される。直接の死因は心臓麻痺だったが、死の直前“何か”に怯え、取り憑かれたようだったという奇妙な共通点があった。親友を目の前で亡くした大学生の瑞紀と、弟を失った春男は共に事件を調べ始める。鍵を握る詠子を探し出すが、ほどなく彼女は「シライサン・・・」という謎の言葉を残し、眼球を破裂させ心臓麻痺で死亡した。事件に目を付けた雑誌記者の間宮も加わり、徐々に“シライサン”の呪いが明かされていくが、理解を超えた戦慄の事実が待ち受けていた。「その名を知ると現れて、視線を逸らすと、殺される」という呪いと、鈴の音と共に現れる新たなホラーキャラクター「シライサン」を生み出したのは、「GOTH」「暗いところで待ち合わせ」等の人気作を生み出してきた小説家の乙一。脚本家としても活躍する乙一が、完全オリジナルとなる本作では本名の安達寛高として長編監督デビューする。安達監督は「長編映画を撮ることが夢でした。映画『シライサン』は、いわゆる『リング』や『呪怨』の系譜につながるJホラーです。呪いにより次々と人が亡くなっていきます。僕が『怖い』と感じるものを作品に盛り込みました。観た人が、一生、トラウマとなって引きずっていくような映画にしたいです」と意気込んでいる。また、主人公・瑞紀を演じる飯豊はホラーが大の苦手ということで「台本を読むだけでも、シライサンがどこかに居そうで怖かったです。そして、この作品に携われたことで、ホラーへの印象が変わるかもしれません。いただいた出会いと役を大切に、今から心の準備をして、真剣に向き合って臨みたいと思っています!映画館でお会いできるのを楽しみにしております」とコメントしている。さらに、「富江」「マザー」など数々のホラーを手掛けてきた武内健プロデューサーは、飯豊の起用について「透明感と多様性、太い芯の通ったような意志の強さに心を動かされ、すぐに出演をお願いしました」と期待を寄せている。

(5月14日付 日刊興行通信より)

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