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新田真剣佑&北村匠海がW主演「サヨナラまでの30分」撮影開始(2019.07.08)

新田真剣佑と北村匠海がW主演する完全オリジナル映画「サヨナラまでの30分」(アスミック・エース配給)の撮影が6月末から全編オールロケで始まり、2020年正月第2弾として公開される。

これまでTVドラマ「仰げば尊し」(16年)、「僕たちがやりました」(17年)、映画「OVER DRIVE」(18年)、「十二人の死にたい子どもたち」(19年)と続けて共演し、プライベートでも仲が良い二人が、本作では演技だけでなく、歌唱、楽器演奏もこなして新境地に挑む。新田演じる一年前に死んだバンドミュージシャンのアキは、明るく物怖じせず、率先して人を引っ張っていく前向きな性格。北村演じる人と関わることが苦手な大学生・颯太は、就職活動中だが面接は失敗ばかり。ある日、アキが遺したカセットテープを颯太が拾ったことで、出会うはずのない二人が繋がり、テープが再生される30分間だけ、アキは颯太の体を借りて恋人やバンド仲間に会いに行くようになる。井手陽子プロデューサーは「間違いなく新しい時代を背負っていく若手俳優二人の、今この瞬間にしか見ることができない輝きが、演技や歌、演奏でも見られることを楽しみにしています」と期待を寄せ、萩原健太郎監督は「この映画は可笑しくも切ない青春映画であり、“存在”の話でもあります。死から蘇ったアキと、他者との関わりを絶って生きてきた颯太は、音楽という表現を通して自らの“存在”を人々の心に響かせようとします」とコメント。歌声を披露するだけでなくギターにも挑戦する新田は「アキと颯太というキャラクターは僕たちのプライベートの性格とよく似ています。北村君という役者と、また新しく違う役で絡めることが一番嬉しいです」とし、音楽グループ「DISH//」ではボーカル/ギターを務め、本作ではピアノにも挑戦する北村は「歌の力にも凄くエネルギーがこもっているので、観ていてパワーをもらえる映画になるのではないかと思います」と語っている。なお、脚本は大島里美が務め、二人の新たな一面を引き出す作品を創り上げる。

(7月4日付 日刊興行通信より)

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