「太陽の子どもたち」アニメーション映画化プロジェクト始動(2020.06.15)
フィンランドの哲学家・児童文学家レーナ・クルーンの短編小説「太陽の子どもたち」を長編アニメーション映画化するプロジェクトのクラウドファンディングが「Motion Gallery」で6月6日に始動し、目標金額1000万円を10月2日まで募っている。
2011年の東日本大震災以降、福島県相馬市の絵本文庫の設立と、3つの絵本文庫の運営を通して子どもたちとアートワークショップを続けてきた画家・蟹江杏が、その延長線上の活動として今回発起人を務めており、集まった資金はアニメーション制作に使用する。蟹江氏は「たとえこれからどんな時代がやってきても、自分の『幸せ』を自分自身で見つける力を与えてくれる作品になるはずです。レーナ・クルーン文学の力を借りる事で、このアニメーション映画を通して、未来の子ども達に大切な事を伝えていきたいと切に願っています」とコメント。今後の予定は、2022年2月から世界各国の国際映画祭に出品、同年夏から全国公開、同年冬から全国の小学校での無料上映会とアート&トークイベントを行う。