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『万引き家族』が3週連続1位を獲得!新作では『焼肉ドラゴン』が7位にランクイン(6月23日-6月24日)(2018.06.25)

1位 万引き家族
2位 空飛ぶタイヤ
3位 50回目のファーストキス
4位 デッドプール2
5位 名探偵コナン ゼロの執行人
6位 ワンダー 君は太陽
7位 焼肉ドラゴン
8位 終わった人
9位 羊と鋼の森
10位 メイズ・ランナー:最期の迷宮

今週の映画動員ランキングは、『万引き家族』(ギャガ)が、土日2日間で動員20万2000人、興収2億6400万円をあげ、3週連続で首位に立った。上映劇場のうち半数近い劇場で前週興収比80%以上を保ち、そのうち37劇場では前週興収比100%を超えるなど勢いの衰えない興行を続けており、累計では早くも動員200万人、興収25億円を突破した。また、6月23日(土)には第21回上海国際映画祭の特別招待作品として公式上映され、是枝監督らの登壇の模様が「NHKニュース」で紹介されるなど露出も続いており、まだまだ腰の強い興行が期待される。

先週2位でスタートを切った『空飛ぶタイヤ』(松竹)は、土日2日間で動員14万9000人、興収1億9300万円をあげ2位の座をキープ。『50回目のファーストキス』(ソニー)は、前週興収比89%と落ちの少ない興行でひとつ順位をあげ3位にランクイン。4位の『デッドプール2』(FOX)は、ひとつ順位を落としたものの、累計では動員100万人、興収15億円を突破。5位は先週の7位から2ランクアップの『名探偵コナン ゼロの執行人』(東宝)。累計興収は83億円を突破している。

新作では『焼肉ドラゴン』(KADOKAWA/ファントム・フィルム)が、7位に初登場。2008年の初演から、読売演劇賞の大賞・最優秀作品賞、朝日舞台芸術賞グランプリなど数多くの賞を受賞。2011年・2016年と再演を重ね多くのファンを魅了してきた同名舞台劇を、原作舞台の作・演出家でもあり、「月はどっちに出ている」、「愛を乞うひと」、「血と骨」など映画脚本家としても名高い鄭義信自らが初監督を務め映画化。高度経済成長に沸く昭和40年代の関西の地方都市を舞台に、ちいさな焼き肉店を営む家族の悲喜交々を描く。出演は、真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、大泉洋ほか。

ほか新作では『オンリー・ザ・ブレイブ』(ギャガ)が、惜しくもランクインならず11位でスタートを切った。消防の世界のネイビーシールズとも言われるエリート森林火災消防隊ホットショットを目指し、巨大山火事と戦う男たちの姿を描いたドラマ。監督は「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキー、出演は「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン、「セッション」のマイルズ・テラーほか。


(「万引き家族」(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.)

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