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市川海老蔵・堀越勸玄親子が一夜限りの「スター・ウォーズ歌舞伎」で共演!(2019.11.29)

12月20日から全国公開される「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のヒットを祈願し、市川海老蔵、堀越勸玄の親子共演による「スター・ウォーズ歌舞伎―煉之介光刃三本―」が11月28日(木)に一夜限りのスペシャル歌舞伎として開催された。上演前には、大本山 増上寺の御導師たちによる映画のヒット祈願も行われ、海老蔵親子とウォルト・ディズニー・ジャパン映画部門代表の目黒淳氏も参加。また、C‐3PO、R2‐D2、BB‐8も応援に駆け付け、勸玄君は「がんばります!」と意気込んだ。

市川海老蔵自身が監修・主演を務め、「スター・ウォーズ」の世界観を映像演出と歌舞伎を融合させ、シリーズの根幹を成すスカイウォーカー家の「家族の愛と喪失」をテーマに表現。祖父ダース・ベイダーの意志を継いで銀河の支配者となったカイロ・レンを、魁煉之介として海老蔵が演じ、煉之介の幼少期を勸玄君が演じた。また、海老蔵は歌舞伎の早変わりの技法を用いて、伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーこと皇海大陸琉空も演じてみせた。

物語は「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」の重要な場面で構成され、魁煉之介が父親である半蔵(ハン・ソロ)との親子関係に葛藤し、上司である敷能角(スノーク)との確執、そして唯一無二のジェダイマスターにして師でもある琉空(ルーク・スカイウォーカー)との関係に悩み、正義と悪の狭間で揺れ動く姿が表現された。舞台挨拶で海老蔵は「最新作がどうなるのかを知らずに作ったんですが、今回で本当に終わるんですか?できれば正義が勝ってほしいですが、カイロ・レンは(善と悪の)どっちで終わるんだろう?」と興味津々。

また、「子供たちとも『スター・ウォーズ』はよく観ていて、勸玄は不思議と最初の3部作が好きなようです。何年か前にオファーをいただき、『そのようなことができたらいいな』というお話はしていたのですが、今日になってしまいました。市川團十郎家の“歌舞伎十八番”には勧善懲悪があります。『スター・ウォーズ』では善と悪がしのぎを削っていますが、恐怖や不安によりジェダイも暗黒面に引きずり込まれる部分に魅力を感じます」とコメントした。なお、今回の歌舞伎は全世界にYouTubeで生配信された(1週間限定で視聴可能)。

公開情報 ウォルト・ディズニー・ジャパン配給「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は2019年12月20日(金)全国公開
公式サイト:https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker.html

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