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「カリコレ2019」7月13日から4週間開催(2019.05.14)

今年で6回目を迎えるミニシアター「シネマカリテ」の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2019」が7月13日から8月9日まで4週間に亘り開催される。

第1弾作品としてジャンルや国境を越えた新作12作品、旧作1作品の全13タイトルが発表され、オープニング作品には、夏に相応しいサーフィンを題材にした「ブレス あの波の向こうへ」(アンプラグド配給、7月27日公開)が決定。サイモン・ベイカーが初監督・脚本・主演を務めており、オーストラリアで5週連続トップ10入りを記録した。先行プレミア作品としては、数々の国際映画祭で称賛され、台湾アニメーションの記録を塗り替えている「幸福路のチー」(クレストインターナショナル配給、晩秋公開)と、2006年にデンマーク・アカデミー賞に輝いたコメディ作品「アダムズ・アップル」(10月公開)を上映。また、最新上映作品としては、レニー・ハーリン監督が人気RPGを映画化した「レジェンド・オブ・ザ・エンシェント・スウォード(英題)」や、上空60メートルのゴンドラに閉じ込められた男女4人の脱出劇を描いた「ブレーク(原題)」、デヴィッド・O・ラッセル監督が現場トラブルや資金難で撮影残り2週間で降板してしいお蔵入りとなっていた「アクシデンタル・ラブ(仮題)」、マリオン・コティヤールらが声優を務めたヌーベルSFアドベンチャー・アクション「アヴリルと奇妙な世界」など。さらに国際色豊かな作品も揃い、フィリピンからは生きた人形の恐怖を描いたホラー「生き人形マリア」、フランスからは実話を基にポルノ業界で成功した潜入捜査官の姿を描いた「ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線」。この他、ジョン・トラボルタ主演のアクション・ドラマ「トレーディング・ペイント(原題)」、オーランド・ブルーム主演のサスペンス・ドラマ「ローマンズ(原題)」、旧作からはジョージ・A・ロメロ監督作「死霊のえじき〈デジタル・リマスター完全版〉」も上映。なお、メインビジュアルは、第6回ということで6つのカードに様々なキャラクターに扮したアリスが描かれており、昨年同様、イラストレーターの田中梓氏が描き下ろしている。入場料金は新作が1500円(リピート割で1200円)、旧作が1000円となっている。

(5月12日付 日刊興行通信より)

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