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役所広司アジア・フィルム・アワードで特別賞を受賞(2019.02.22)

アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)は、3月17日に香港で開催する「第13回アジア・フィルム・アワード(AFA)」において、俳優の役所広司に「Excellence in Asian Cinema Award」を授与することを発表した。

本賞は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える。過去の特別賞受賞者には山田洋次監督、チャン・イーモウ監督、ホウ・シャオシェン監督、アン・ホイ監督、俳優のアミターブ・バッチャンらがおり、日本人としては第9回に女優の中谷美紀が受賞して以来となる。AFAAのウィルフレッド・ウォン会長は「彼のこれまでの活躍は、世界中の映画人や観客の心を捉え続け、国内外のTV、そして映画での幅広い演技力は、芸術と演技に対する情熱と献身を証明するものであります。その功績により、広く称えるにふさわしい方です」とコメント。役所も「とても光栄に思います。役者としてキャリアをスタートして40年。今もこの職業を続けていられることは奇跡です。そして、今まで自分に影響を与えてくれた全ての人に感謝します」と述べている。なお、役所はこれまでに「十三人の刺客」と「わが母の記」で主演男優賞にノミネートされており、本年も「孤狼の血」で主演男優賞候補となっている。

(2月20日付 日刊興行通信より)

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