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樹木希林企画「エリカ38」も上映!「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」概要発表会見(2019.03.04)

4月18日から21日までの4日間に亘り那覇市の波の上うみそら公園をはじめ沖縄の各所で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が3月4日(月)に行われ、ガレッジセールの2人と木佐彩子アナウンサーの司会のもと、特別招待作品として上映される「エリカ38」から浅田美代子、山崎静代(南海キャンディーズ)をはじめ、TV DIRECTOR’S MOVIEと地域発信型映画にキャスト・スタッフとして参加した松本穂香、石田明(NON STYLE)、たなか(前職ぼくのりりっくのぼうよみ)、そして吉本芸人らが登壇した。

本映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの総合エンタテインメントの祭典として沖縄の春の風物詩となっており、司会のゴリも「誰もが2年で終わると思っていたこの映画祭ですが、4月になると島の人たちも『おーきな祭の季節だね〜』と言って下さるようになりました。100年やるということで、スタッフもゾッとしております!」と言って笑い、木佐アナウンサーも「映画祭前は皆さんどんどん干からびていく感じですね」と気の毒そうにコメント。第11回開催は、もっと大きく刺激的な祭にするべく、沖縄の可能性を国内外に発信する起爆剤になることを目指すとしている。

特別招待作品として上映される「エリカ38」は、樹木希林による最初で最後の企画作品で、60歳を過ぎても色香で男たちを惑わせ、話術で女たちをたぶらかし、金を巻き上げた女の“本性”を描き出す。自身の年齢を「38歳」と偽った詐欺師の女を演じた浅田は「本当に希林さんとは仲良くて、二人でよくワイドショーを見てたんですが、この作品のモデルになった女性の事件も『これ面白そうじゃない!あんたこういう役やった方がいいよ!』って言って下さいました。たぶん私には来ない役だと思っていたんですが、オファーが来て、本当に希林さんが動いて下さって、ビックリでした」と明かした。

共演した山崎も「以前から希林さんにお会いしたかったので、すごく嬉しかったです。お手伝いさんの役で、スタッフに言われるがままに動いていたら、希林さんが『後先と流れを考えなさい』とおっしゃり、自分が全然何も考えていなかったことがわかって、改めて希林さんは全体を見ていて、すごい人だなと思いました」と振り返った。そんな山崎について浅田は「希林さんが『(山崎にして)良かったわー』と言ってたんですが、本当にいいんですよ。お手伝いさんの素朴な感じが出ていて」と称賛。照れくさそうに山崎も「モソモソ言っていただけです。できないお手伝いさん役だったので」と謙遜していた。

開催情報 2019年4月18日(木)〜4月21日(日)まで那覇市 波の上うみそら公園・国際通り周辺・新都心公園、北中城村、イオンモール沖縄ライカム他で開催
公式サイト:http://oimf.jp/

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