「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019」オープニング作品は「イソップの思うツボ」(2019.06.03)
7月13日から21日までの9日間に亘り開催される「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019」のオープニング作品が、上田慎一郎監督、中泉裕矢監督、浅沼直也監督が共同脚本・監督で制作した「イソップの思うツボ」(アスミック・エース配給、8月16日公開)に決定した。
本作は、埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザによる若手映像クリエイターの支援事業として製作され、過去に同映画祭でそれぞれノミネート・受賞経験を持つ上田監督(16年に「テイク8」で短編部門奨励賞)、中泉監督(18年のオープニング作品「君がまた走り出すとき」監督)、浅沼監督(17年に「冬が燃えたら」で短編部門最優秀作品賞)が手掛けている。また、3監督は2015年公開のオムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」で共に商業映画デビューを飾っており、昨年、興収31億円のヒットを記録した上田監督初の劇場長編「カメラを止めるな!」では、中泉監督が助監督、浅沼監督がスチールを担当した。なお、今回の映画祭オープニング・セレモニーでワールド・プレミア上映される「イソップの思うツボ」は、童話「イソップ物語」さながらに、ウサギ、カメ、イヌが名前に付いた3人の少女が出会い、奇想天外な騙し合いを繰り広げる。出演は石川瑠華、井桁弘恵、紅甘、他。