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「スペイン映画祭2019」6月25日から開催(2019.06.21)

最新のスペイン映画9作品を一挙上映する「スペイン映画祭2019」が6月25日から7月2日まで、インスティトゥト・セルバンテス東京(市ヶ谷)で開催される(6月29日と30日は休映)。

スペインの映画業界は今、従事する女性の急増、地方分散化、業界の再編成、ドキュメンタリー方式のヒットなど様々な動きがある。今回の映画祭では、スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で作品賞を含む3部門を受賞し、米アカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表にも選出された「チャンピオンズ(仮題)」を特別上映する他、サン・セバスチャン国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した「二筋の川」、同作の監督であるイサキ・ラクエスタ監督と河�P直美監督の間で取り交わされた書簡を映像化したドキュメンタリー「イン・ビトゥイーン・デイズ」、巨匠カルロス・サウラ監督を追ったドキュメンタリー「サウラ家の人々」、今年3月に開催された「TAAF2019」のコンペティション部門・長編アニメーションでグランプリを受賞した「アナザー デイ オブ ライフ」などを上映。また、来日するイサキ・ラクエスタ監督、アナ・シュルツ監督、特別ゲストの小林治監督のトークショーも予定しており、ハビエル・フェセル監督はSkypeでトークショーに参加する予定。鑑賞は無料となるが、セルバンテス東京の公式サイトで予約が必要。

【上映作品】
▽「二筋の川」(18年)イサキ・ラクエスタ監督。▽「フリア・イスト」(17年)エレナ・マルティン監督。▽「内通者」(18年)クリストバル・フェルナンデス/アナ・シュルツ監督。▽「イン・ビトゥイーン・デイズ」(11年)イサキ・ラクエスタ/河�P直美監督。▽特別上映「チャンピオンズ(仮題)」(18年)ハビエル・フェセル監督。▽「マリア(とその一家)」(18年)ネリー・レゲラ監督。▽「さよならが言えなくて」(17年)リノ・エスカレラ監督。▽「サウラ家の人々」(17年)フェリックス・ビスカレット監督。▽特別上映「アナザー デイ オブ ライフ」(18年)ラウル・デ・ラ・フエンテ/ダミアン・ネノウ監督。

(6月19日付 日刊興行通信より)

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