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「TSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM FILM 2019」審査結果(2019.12.17)

カルチュア・エンタテインメント(株)と(株)TSUTAYAが主催する映像クリエイターの発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM FILM 2019」の最終審査会が12月12日に行われた。企画部門審査員特別賞に野村東可氏(企画・映像制作職)の「▽サンカク―女は、愛を、くっつけた―(仮題)」、脚本部門審査員特別賞に室井孝介氏(映像ディレクター)の「658km 陽子の旅(仮題)」、監督部門審査員特別賞にJo Motoyo氏(映像ディレクター)の「ヨンチンの成長日記(仮題)」が決定。なお、各部門共にグランプリは該当が無かった。

最終審査員を務めた女優の寺島しのぶは「今回応募のあった600作品以上の中から最終登壇者が選ばれ、さらに3人の方が賞を得たということは、選ぶ方も、選ばれる方も大変な労力だったと思います。情熱さえあれば、きっと映画は作れると、私は信じています。これから歴史に残る、誇りを持てる日本映画が1本でも多く世界に発信されていくことを、演技者の1人として願っています」とし、増田宗昭カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)代表取締役会長兼CEOは「映画を作るということは、新しい事業の立ち上げに似ていると感じます。成功する事業でも、とにかく“人の諦めない気持ち”が共通していると思っています。なので今回は、映画作りに対して執念のある人、執念を感じた人を選出しました。本日選出した作品の各テーマは、儲けを前提にしたものではなく、『ライフスタイルを提案する』という私たちのミッションと共通したものだと感じています」とコメントした。

(12月15日付 日刊興行通信より)

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