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ジョニー&アーミー、2人が織りなす化学反応!「ローン・レンジャー」来日記者会見(2013.07.17)

ジョニー・デップ主演のアクション・アドベンチャー「ローン・レンジャー」の来日記者会見が7月17日(水)に行われ、ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督、そしてプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが登壇した。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでタッグを組んできた3人に新たにアーミー・ハマーを加えた、ハリウッド史上最もかみ合わないヒーロー×ヒーローが繰り広げる世界に、主演の2人は「どのシーンが一番良いかなんて選ぶのが難しいくらいだよ」と口を揃え、思いを馳せた。

少年時代の忌まわしい事件によって復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願の為、聖なる力で瀕死の検事・ジョンを甦らせる。兄を殺されたジョンは、生きていることを隠すために兄の形見のマスクをつけ、トントと手を組むことを決意する。正義を貫こうとするローン・レンジャーと復讐のために手段を選ばないトントの間には、対立しながらも、いつしか奇妙な友情が生まれていた。最後に世界を救うのは正義か復讐か?謎の2人が今、巨悪に立ち向かう。

トム・クルーズなど数々のスターを発掘してきた名プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーは「アーミーは、ハンサムだし背も高いし、ローン・レンジャーが象徴するものを全て兼ね備えている。『ソーシャル・ネットワーク』で双子役を見事に演じきっており、大変感銘を受けた」と絶賛。ジョニーについても「常に新しいものを持ち込んでくれる」と語り、信頼を寄せている様子が随所に垣間見られた。この映画はバディームービーだと語るゴア・ヴァービンスキー監督は、「撮影するにつれ2人の絆、ケミストリーが深まるのを見ることができるのは、とても喜びの大きいものだった。この作品のテーマで『何故我々の社会では善人がマスクをつけなければならないのか』という問いかけが込められている。トントの視点で描かれ、再構築された『ローン・レンジャー』を楽しんでください」と挨拶した。

ヒーローではなく、悪霊ハンター、トント役を演じたジョニー・デップは「子供の頃から見ていた『ローン・レンジャー』では、アウトサイダー、トントの方に常に興味があり、演じていて本当に楽しかった。原住民というものを全面的に引き出す事ができる作品で、今までにないようなことができるチャンスだと思った。ある絵画に頭に鳥が乗っている原住民が描かれていて、それはまるで彼の一部のようで“この鳥は彼のスピリットガイドなんだ”と思い、作中でも鳥を頭に乗せることを思いついた」と奇抜な演出の裏側を語った。そんな名俳優ジョニー・デップとの共演を果たしたアーミーは「たくさんの事を彼から学んだ。その中でも一番参考にしようと思ったのが、とにかく彼はディテールをよく観察しているということ。例えば、監督がカメラのレンズを換えたら、そのシーンにおける自分の立ち位置がどういう風に変わるのか、どうしたらいい画になるのかを完璧に把握している。僕もしっかり観察して、引き締めていきたいと思う」と影響を受けた様子。

「様々な役柄をこなすジョニーでも苦手なものがあるのか?」という質問を受けたジョニーは、「ピエロとか、道化師が怖かったんだ。でも今は自分が道化になったからどうでもいいんだ」と、見事克服した経緯をユニークに明かし、会場を笑いに包んだ。

公開情報 ウォルト・ディズニー配給「ローン・レンジャー」は2013年8月2日(金)から新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー1ほか全国公開
公式サイト:http://Disney.jp/loneranger/

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