公開に向けて盛り上がりを見せる「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のLIVEストリーミング会見が8月13日（火）に行われ、7月に来日したベネディクト・カンバーバッチに続き、J.J.エイブラムス監督、クリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴが揃って来日。カンバーバッチの時と同じく、会場を取り囲む大型モニターには中継視聴者からのメッセージが映し出され、最初に単独で登場したエイブラムス監督は「カッコいいね。こういうのは初めてだよ！」と希代のクリエイターも大興奮の様子。

制限時間90秒の質問に次々とチャレンジ！ということで、
(1)何回目の来日？「7回目！」
(2)最近覚えた日本語は？「じぇじぇ！」
(3)好きな日本食は？「寿司！」
(4)日本で行ってみたい所は？「全て歩き周りたい！」
(5)日本に来て驚いたことは？「アイスクリーム屋のホブソンズがあること！LAの店で働いていたことがあるから！」
(6)演じてみたいキャラは？「ユダヤ人のコメディアン！」
(7)好きなシーンは？「一つの艦からもう一つの艦に飛んで行くシーン！」
(8)好きなセリフは？「クリス・パインとベネディクト・カンバーバッチが対立する緊張感あるシーンのところ」
(9)撮影で苦労した点は？「最初に出てくるジャングルのシーン！」
と矢継ぎ早に9問に回答。

息切れすることもなく、「とにかくユーモアや人間性に溢れた素晴らしい脚本があって、カメラを向けると生命力溢れる素晴らしいキャストたちがいて、SFの世界観もバッチリだし、新メンバーのアリスやベネディクトやピーターも素晴らしかった。特にベネディクトは恐ろしいキャラクターでありながら、共感もできる役柄を見事に演じてくれたよ」と大絶賛。

人気テレビシリーズ「LOST」や大ヒット作「ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル」を手掛け、「スター・ウォーズ」の新作の監督に就任するなど各方面から引っ張りだこだが、「常にプレッシャーは感じているよ。観客に気に入って欲しいというのもあるけど、家族から離れて一生懸命仕事をしているチームのみんなが報われるような作品にしたいというのが一番。全ての人を楽しませることが出来ないのも承知しているけど、今回はすごく良い反応をいただけているので嬉しい。面白くて、3Dもあり、VFXも最高で、とにかく皆さんに観て欲しい！」とエネルギッシュに語った。

続いてキャストの3名が登場し、「素晴らしい会場だね。実際のセットにいるようだよ」（クリス）、「4月からのワールドツアーの最後を日本で迎えられて嬉しい」（ザッカリー）、「来日は初めて。（日本語で）アツイデスネ（笑）」（アリス）とそれぞれが挨拶し、監督に続いて90秒のクイッククエスチョンに挑戦。

(1)最近覚えた日本語は？「オイシイ！」（クリス）
(2)好きな日本食は？「ラーメン！」（ザッカリー）
(3)日本で行きたい所は？「京都！」（アリス）
(4)久々の監督との再会は？「素晴らしい！」（クリス）
(5)久々のクリスとの再会は？「良かったよ！」（ザッカリー）
(6)久々のザッカリーとの再会は？「アメイジング！」（アリス）
(7)カークのようにすぐに熱くなる？「うん！情熱的だから」（クリス）
(8)スポックのように冷静で論理的？「僕もとってもクールだよ」（ザッカリー）
(9)カークとスポックのどちらが好き？「アンフェアな質問だわ。うーん、カーク、スポック、カーク、やっぱりスポック！」（アリス）
と監督と同じく9問に回答。

本作の「人類最大の弱点は、愛だ。」というキャッチコピーに因み、最大の弱点を尋ねられるとアリスは「弱点をさらけ出すのはレディーらしからぬことだけど、やっぱり愛かな。恋をしている時はモンスターのようになってしまうこともあるから」と答え、クリスは「ラーメンへの愛かな。うん、ラーメンへの愛」と、ザッカリーと同様にラーメンが大好きな様子。ザッカリーは「すぐに退屈して気が散ってしまうところ。今もこうやって、周りのコメントが気になって。集中力を育まないとね」と役柄のスポックらしからぬ発言。

世界中での大ヒットを受けてクリスは「こうして誇りに思う作品を携えて世界を周れて光栄。より広がりを増した『スター・トレック』の世界に多くの観客を招くことができて、本当に嬉しく思っているよ！」と笑顔で語った。