ニュース

映画館の最恐アトラクションが誕生!「貞子3D2」スマ4Dプレゼンテーション開催(2013.08.15)

“呪いの動画”事件を背景にシリーズ初の3D映像で10代を中心に15億円のヒットとなった「貞子3D」が更に進化し、スマートフォンアプリと連動した世界初のアトラクション・ホラーとして公開される「貞子3D2」の“スマ4D”プレゼンテーションが8月15日(木)に行われた。角川書店の井上伸一郎社長がスティーブ・ジョブズばりに登場し、「映画館という密閉した暗い空間に、あたかもテーマパークのアトラクションを味わうような感覚を与えてくれる“スマ4D”!これは3Dホラーを楽しむための究極のシステムだと断言できます!」と華麗なるプレゼンを展開した。

井上社長は「2009年の『アバター』以来、奥行きを重視する作品が沢山作られるようになり、あたかも映画の中に入り込んだような臨場感を味わえるようになりました。でも皆さん、3D映画の楽しみってそれだけでしょうか?映画の方から我々の世界に入ってくる。それが本当の3D映画じゃないでしょうか?“貞子”が映画の中から飛び出したらどうなるだろうか?誰もが考えつきそうで、誰も考えつきませんでした。“貞子”がドーンっと出て来た方が遥かに楽しいじゃないですか?!」と来場者に切々と語りかけた。

そして「今回『貞子3D2』を作るにあたり、新しい冒険が必要でした。もう映画から飛び出してくるだけでは誰も驚いてくれません!10代の観客からは『もっと怖がらせて欲しい!』『もっと驚く体験をしたい!』という声が沢山寄せられました。そして我々の挑戦が始まったのです!『貞子3D2』を作るにあたり、我々は新しい次元に達しました。そう、『スマ4D』です!新しい驚きはこのスマートフォンから生まれます!」とスマホを掲げて誇らしげに宣言すると、会場からは一斉に拍手が巻き起こった。

操作は簡単で、“スマ4D”専用アプリをダウンロードしたスマホを劇場へ持って行き、アプリを起動するだけで準備完了。あとは、映画本編の中に仕込まれた音に反応して、自動的に映像やバイブ、フラッシュ、通話などスマートフォンに搭載された機能が動き出す。この演出は、前作に引き続きメガホンをとった英勉監督とアプリ制作チームにより作られ、96分間ぶっ通しでアプリギミックが次々と観客に恐怖と驚きを与える。

また、“スマ4D”版上映の前には、4分半にわたるガイダンス映像も流れ、俳優の田口浩正(※本編には出ていません)が、危機迫る演技で『貞子3D2』スマ4Dの世界観を説明しつつ、最低限のルールをユーモアを交えて解説してくれる。
これまで映画の歴史が技術と共に発展してきたように、“スマ4D”もアプリと音声認識という新しい技術を得て全く新しい映画の世界の扉を開いた。『上映中は、電源ON!』を合言葉に、日本中の劇場で“貞子”の恐怖が感染すること間違いなしだ。

公開情報 角川配給「貞子3D2」は2013年8月30日(金)角川シネマ新宿ほか全国公開
公式サイト:http://www.sadako3d.jp

バックナンバー

ページのトップへ