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尾野真千子は恥ずかしくて“ポッポ”が止まらない!竹野内豊主演「ニシノユキヒコの恋と冒険」完成報告会見(2014.01.14)

芥川賞作家・川上弘美の同名小説を「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督が主演に竹野内豊を迎えて描いた恋愛映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の完成報告会見が1月14日(火)に行われ、竹野内をはじめ、主人公ニシノを取り巻く魅力的な女性たちを演じた尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりか、そして井口奈己監督が登壇した。竹野内は「死ぬほどモテるニシノユキヒコを演じました(笑)。女性が観て、恋をしたくなるような作品なので、楽しみにしていてください」と挨拶した。

ルックスもよく、仕事もでき、セックスもよく、女には一も二もなく優しい。そして、女に関して懲りることを知らず、愛を求め続ける男ニシノユキヒコ。稀代のモテ男ながら、最後には必ず女性の方が去ってしまうという、華麗でありながらもどこか寂しげなニシノユキヒコの“恋と冒険”を描き出している。

井口監督は「割と短時間で撮影し、忙しい中、皆さんに出演していただき、本当にありがとうございました」と出演者たちに感謝し、「私の想像を越えて、皆さんが映画の中で素晴らしかったので、そういった部分が存在する作品になって良かったと思います」とコメント。竹野内も「試写で拝見して、台本を読んだ時よりも面白くなっていて、井口監督は天才だな!と思いました」と監督を称えた。

ニシノとオフィスラブに発展する上司を演じた尾野は「ポッポしながら演じて、出来上がりを観てもポッポして、今日もまたポッポしているので、皆さんもポッポしてください」と謎の“ポッポ”を連発。10年前に恋に落ちた人妻役の麻生は「こんなに共感できない役も初めてと思うくらいで、モヤモヤしていましたが、監督からあっけらかんと明るくやってと言われて、妙に腑に落ちました。竹野内さんが、すごく羨ましく思えるステキな映画です」と挨拶。

作家・エッセイストであり、インタビュアーとしても活躍している阿川は「私だけ場違いでしたけど、監督にお願いされて図に乗りました(笑)。竹野内さんに好かれる最年長ということでしたが、私は指一本触れることがありませんでした」と他の共演者と違ってラブシーンが無かったことを残念がりつつも、「井口監督はワンシーン、ワンシーン、役者さんたちから心の機微みたいなものを巧みに拾いあげていて素晴らしいな」と監督を評価。

長回しの演出が多いことで知られる井口監督とあって、苦労した点を聞かれた竹野内は「尾野さんと初めて対面した当日にポッポするようなシーンがあって(笑)。監督からはリハーサルの10倍以上イチャイチャでお願いしますと言われ、10倍以上ということは大人のイチャイチャだろうと勝手に勘違いして、ギリギリのラインで奮闘したんですが、後になって監督は言ったことすら覚えてなくて、何てドSの方なんだ!と・・・」と語ると、尾野も「そうですよ!ホントそこですよ!常にポッポさせるんです。カットがかからないからポッポが止まらない。お茶を飲んでもポッポ。それくらいのポッポしたことありますか?とても恥ずかしい一時でございました。芝居をしたかった!」と赤面エピソードを明かした。

ニシノユキヒコがモテる理由について竹野内は「そこが大きな問題で、僕は日本男児なので理解するのが難しい。やはり女性の求めているもの全てを叶えたいというか、女性の幸せを第一に考えているところを参考にしたいなと。僕もモテたいので(笑)」と謙遜。共演者からは「すごく見つめるんですよ。あの時間にやられちゃうんじゃないかな」(麻生)、「母性本能をくすぐる」(成海)、「わからないから気になってしまうところが魅力」(木村)、「目の色が薄くて吸い込まれそうになる」(本田)、「穏やかで居心地良くさせてくださる」(中村)など大絶賛されていた。

公開情報 東宝映像事業部配給「ニシノユキヒコの恋と冒険」は2014年2月8日(土)から全国公開
公式サイト:http://nishinoyukihiko.com/

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