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もしも石原さとみが高校教師だったら?共演陣が妄想大会「幕末高校生」完成報告会見(2014.03.05)

偶然の“タイムトラベル”が巻き起こす“タイムトラブル”を「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督が描く「幕末高校生」の完成報告会見が3月5日(水)に行われ、李監督はじめ、玉木宏、石原さとみ、柄本時生、千葉雄大が登壇。会場には太平洋を横断した咸臨丸の船上が再現され、幕末の英傑・勝海舟を演じた玉木は自身の衣裳を見て「今日は僕が現代にタイムスリップしてしまったみたいですね。勝海舟は今の日本に繋がる道を作った人というイメージが強かったのですが、人間らしい弱い一面や頼りない処もあって、新しい勝海舟像が出来たかと思います」と挨拶した。

ひょんなことから教え子と共に幕末へタイムスリップしてしまった高校教師・未香子と、江戸城無血開城を行おうとしている勝海舟が出会い、時間を超えた不可思議な戦いが始まる。勝海舟役の玉木宏と、ヒロインの石原さとみが初共演を果たし、生徒役には柄本時生、川口春奈、千葉雄大、そして西郷隆盛には佐藤浩市を迎え、幕末と現代のギャップが生み出すコメディ要素をふんだんに盛り込んだ歴史エンタテインメントが誕生した。

李監督は「140年くらい遡る話ですが、今は10年でも時代は変わる。でも本当に今の人たちと昔の人たちがそこまで違うのかと。社会情勢は違っても、人としては変わらない部分が沢山あるのではないかと自分の中では思いながら撮りました」と明かした。

また、完成した作品を観て玉木は「史実に基づいた内容で、歴史を知らない若い子たちが観てもわかりやすいと思います」と語り、石原は「監督が撮影前に『これはコメディじゃないから!』と言っていたんですが、完成作を観て“ザ・コメディ”だなと思いました(笑)」とコメント。柄本は「まだ観ていなくて・・・。本当にすみません」と申し訳なさそうにしていたが、千葉は「教科書に載っている人たちはこんなだったのかなと思いました。僕の役は群れない、飄々とした役だったんですが、最後は一致団結して熱くなれる感じで、夏休みに向けて、お友達、ご家族、幅広い方に観ていただけると思います」と優等生の答え。

「もしも石原さとみが先生だったら?」と聞かれると、柄本は「ちゃんと授業に出るような気がします。本気で勉強するので、褒めてもらいたい」と語り、千葉は「テストの解答用紙の裏に手紙を書きます。原稿用紙400文字くらいで」とラブレターを送る気満々。負けじと玉木も「視力が悪いフリをして、一番前の近い距離で見ていたい」と熱視線を送り、石原は「皆さん、ありがとうございます」と恥ずかしそうにしていた。

また、「タイムスリップするとしたら、変えたい過去はあるか?」という質問に石原は「バレンタインの時に、好きだった先輩に毎年チョコレートをあげていたんですが、4年目に実は先輩がチョコが嫌いだということを知って。中1の頃に戻って、マドレーヌを作りたい」と可愛らしいエピソードを明かした。

公開情報 東映配給「幕末高校生」は2014年7月26日(土)全国公開
公式サイト:http://www.bakumatsu-kokosei.jp/

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