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綾瀬はるかは人の前髪&メガネの鑑定士?「万能鑑定士Q−モナ・リザの瞳−」完成披露会見(2014.04.24)

約500年前にレオナルド・ダ・ヴィンチにより描かれた“モナ・リザ”に隠された謎と贋作をめぐる陰謀に迫るミステリー「万能鑑定士Q−モナ・リザの瞳−」の完成披露会見が4月24日(木)に行われ、綾瀬はるか、松坂桃李、初音映莉子、村上弘明、佐藤信介監督が登壇した。ルーヴル美術館を意識した会場には、“モナ・リザ”(レプリカ)をはじめとする名画が飾られ、主演の綾瀬は「“天才鑑定士”凛田莉子を演じました!よろしくお願いします!」と元気に挨拶した。

本作は、累計400万部を突破する松岡圭祐の人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズの中でも最高傑作と言われる「万能鑑定士Qの事件簿IX」を映画化。ルーヴル美術館で日本映画史上初の本格撮影を行うなど、日本とフランスを舞台に邦画の枠を超えた壮大なミステリーエンターテインメントが誕生した。

綾瀬は初めてのパリでの撮影について「夜から朝方にかけてルーヴル美術館で撮影したんですが、ピラミッドからしてすごい所だな!と思って。日本では“モナ・リザ”のレプリカでやっていたので、本物が見たかったんですが、どうやら見れないらしいということになって・・・。でも、SPの方に頼んで見せていただきました!」と美術館のSPたちも綾瀬の可愛らしい魅力に負けてしまった様子。

莉子と共に“モナ・リザ”の謎に迫る雑誌記者・小笠原悠斗を演じた松坂は、そんな綾瀬について「現場での振る舞いがしなやかで、人を細部まで見ているし、人の名前をまず覚えているのがステキだなと思いました。パッと切り替えができる集中力があって、これまで一緒にやってきた役者の中でも見たことがないなと思うほど、いきなり沸点が0から100に上がる瞬間があって、魅了されました」と明かした。

ルーヴル美術館のアジア圏代理人兼調査員という役どころを演じた村上は20年近く前にルーヴル美術館を訪れたそうで「1週間通いつめて、“モナ・リザ”も毎日見ていたのですが、見る度に印象が変わりました。他の著名な画家の絵もそうなのですが、“モナ・リザ”ほど顕著ではなくて、自分の気持ちが変わって、映し鏡みたいになっているのだろうと思いました。この映画がその謎の解明の一助になっているではないかと思います」とコメント。

もし何かを鑑定するとしたら、これだけは負けない!もしくはこんな鑑定能力があったらいいな!というものがあるか質問されると、初音は「アボカドの熟し具合を完璧に見分けられます。クルっと皮を剥いて、すっごいキレイなアボカドのグリーンが見えた時は、やったー!という感じです」と意外な特技を明かし、松坂は願望ということで「恐竜が好きなので、化石を発掘した時に、いつの時代のものというのを読み取れたらステキだと思います」と語り、綾瀬は「たまに外れるんですが、前髪を切った方、メガネが変わった方は直ぐわかります!まわりに居る方のちょっとした変化に、直ぐ気づきます」と自慢げに明かした。

最後に佐藤監督は「他に類を見ない謎に包まれた作品が出来たので楽しみにしていただきたい。ここまで“モナ・リザ”を執拗に、魅力的に突っ込んで描いた作品も、世界で初めてだと思う」と自信を覗かせ、綾瀬も「皆さんも“モナ・リザ”の瞳に魅了されに是非、来てください」とアピールした。

公開情報 東宝配給「万能鑑定士Q−モナ・リザの瞳−」は2014年5月31日(土)全国公開
公式サイト:http://www.q-kantei-movie.jp/

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