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人生まさかの展開、ダブルで夢が叶った「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」キャスト発表会見(2015.01.28)

“幻”と言われていた仮面ライダー3号が40年以上の歳月を経て復活。「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」のキャスト発表会見が、1月28日(水)に行われ、緘口令が敷かれていた3号を演じる及川光博が、共演の仮面ライダードライブ役の竹内涼真とともに登壇。及川は「人生、まさかの展開。ライダーごっこをしていた頃、俳優を志して特撮ヒーローのオーディションを受けていた頃とダブルで夢が叶った」と挨拶した。

かつて石ノ森章太郎原作のマンガに仮面ライダー3号が登場、1号、2号に引き続く構想が進んでいたというが、V3の登場によって幻となってしまった。物語は42年前に遡り、1971年から73年まで放映されたTVシリーズ「仮面ライダー」の最終話で、1号と2号がショッカーを倒し、世界に平和が戻ったところから始まる。ところが、突如現れた3号に1号2号が倒され、歴史は大きく狂い始め、世界はショッカーに支配されてしまうのだった。3号が存在する意味とは?狂った時間を取り戻すことはできるのか?

仮面ライダードライブこと泊進ノ介をTVシリーズに引き続き演じる竹内涼真は「3号を誰が演じるのか、スタッフ・キャスト、口が堅かったおかげで本日までバレずにきましたので、楽しみにして下さい。非常に格好良いですし、皆さん、度肝を抜かれると思います」と挨拶。

場内の期待が高まったところで、3号こと黒井響一郎を演じる及川光博が、「誰かと思ったらミッチーでした」と颯爽と登場した。「僕も言いたくて言いたくて、でも黙ってなくてはいけないし。すみません、友人2、3人には言いました。一人は唐沢寿明なんですが、『スケジュールの都合が合えばライダーマンとして出たかったのに』と言ってましたよ。黙ってくれていた彼らに感謝」と白状。

今回ライダースーツも着たということで、「ライダースーツを着た状態をメットオフと言うんですが、想像していなかったので光栄。人生で自慢できることの一つです」と胸を張り、「僕がメットオフ状態になって楽屋から出たら、スタッフが各々カメラで撮って、撮影会が始まったんですよ」と嬉しそうに語った。竹内も「格好良すぎて、僕もスタッフの後ろで携帯で隠し撮りしました」と明かした。竹内のことを及川は「竹内くんが良い奴で」と何度も言い、「有難うございます。嬉しいです」と事務所の後輩の竹内も慕っている様子。

壇上ではふたりの愛車「トライドロン」(ドライブ)、「トライサイクロン」(3号)も揃って披露されたが、及川は「現場スタッフが“仮面ライダー愛”に溢れていて、トライサイクロンのカラーリングが、1号と2号が乗っていた初期のサイクロン号と同じになるように塗料を調合してくれていて。本当に仮面ライダーが好きなんだなというのを至るところに感じた」と感動していた。

また、本作の見所も竹内は「2台の車のデッドレース。2台並ぶと迫力も倍になる」と語り、及川は「僕の変身シーンですね。何回も巻き直して見てみたい。変身ベルトもデザインが良い意味で昭和で、ショッカーのマークにムネアツ(胸が熱くなる)」と、興奮。「仮面ライダーV3世代で、宮内洋さんが俳優のルーツです。同世代の人に是非、観て欲しい」と熱く語った。

なお、主題歌も及川が担当することが発表され、タイトルは「Who‘s That Guy」。「3号の物語を凝縮した、スピード感溢れるサウンド。黒井響一郎として歌おうと思っています」とアピールした。

公開情報 東映配給「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」は2015年3月21日(土)全国公開
公式サイト:http://www.mortdecai.jp/

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