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“殺せんせー”暗殺報酬100億円でしたいことは?!山田涼介主演「映画 暗殺教室」完成報告会見(2015.03.04)

「このマンガがすごい!2014年オトコ編」第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」第1位を獲得する松井優征の人気コミックをTVアニメ化に続き、実写映画化した「映画 暗殺教室」の完成報告会見が3月4日(水)に行われた。映画初主演となる山田涼介をはじめ、菅田将暉、山本舞香、知英、椎名桔平、羽住英一郎監督が、“巨大殺せんせーバルーン”をバックに登壇。山田は「原作の大ファンだったので、初映画、初主演がこの作品で嬉しい。様々な年齢の方に観ていただけたら」と挨拶した。

原作は、「週刊少年ジャンプ」での連載直後から話題となり、第1巻発売から約2年で累計発行部数1200万部を記録。国家から“謎のタコ型超生物”通称「殺せんせー(ころせんせー)」の暗殺任務を秘密裏に託された有名進学中学校の落ちこぼれクラス3年E組の生徒たちが、成功報酬100億円と地球破壊の阻止をかけて、戸惑いながらも、あの手この手で暗殺を試みていく。

普段は控えめながら、次第に“暗殺”という特異な能力を開花させていく主人公・潮田渚を演じた山田は「原作ファンのイメージを崩さないよう、スタッフやキャストと模索して、期待を裏切らないものになっています。僕よりも渚役に適した人がいるんじゃないかと悩みました。原作だと女の子っぽいし、引っ込み思案の男の子ですが、僕は割りと男っぽい性格なので。2作目があったらもっとアクション・シーンをやりたいです」とコメント。

「週刊少年ジャンプ」の第1回キャラクター人気投票で1位を獲得した赤羽業(カルマ)を演じる菅田は「ここ10年くらい毎週、ジャンプを買っている生粋のジャンプファンなので、『暗殺教室』がでっかいエンターテインメント作品として世に出るというだけでもワクワクしました」と明かし、殺せんせーの名付け親でもある茅野カエデを演じた山本は「こんなに明るい役は初めてで不安もあったんですが、クラスのみんなが仲良くて、役に入りやすかったです」とチームワーク抜群だった様子。

羽住監督は「自信を持ってお届けできる映画が出来ました!“暗殺”と“教室”という特殊な組み合わせではありますが、殺せんせーは人として大切なものを生徒たちに教えていて、いい映画になると思いました。群馬県の水上にオープンセットを作って、1ヶ月合宿スタイルで撮影しましたが、みんな仲良く、クラスの雰囲気を出せたのが良かった」と明かした。

凄腕の殺し屋であり、外国語教師として3年E組に送り込まれる“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチを演じた知英は「本当の私はセクシーとは程遠いので心配でしたけど、漫画を読んで、声とか足の組み方とか、一生懸命研究しました」と恥ずかし気に語り、菅田から「たまんなかったです」と言われ、山田からも「目のやり場に困りました」と絶賛された。

本作では暗殺の成功報酬が100億円ということだが、実際100億円あったらどうするか聞かれると、山田は「ジョニー・デップに負けないくらいのでっかい家を建てたい」と明かし、椎名は「10億円くらい監督に預けて、パート2を作って欲しい。あと90億あるので、知英さんにKARAに戻ってもらって、プライベートでコンサートとか開いて欲しい」と思わぬ願望を口にした。

椎名の「パート2を作って」というコメントを受けて羽住監督も「これをまずヒットさせて、続編を作りたいという思いで、最後に“To Be Continued.”と出しています」と明かし、山田は「原作を読んだことがない方は怖い作品なのかと思われるかもしれませんが、笑いの要素がたっぷり入っていて、年代問わず楽しんでいただける作品なので、いろんな方に愛していただきたいです」と締めくくった。

公開情報 東宝配給「映画 暗殺教室」は2015年3月21日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.ansatsu-movie.com/

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