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木下優樹菜のプロポーズ・エピソードにリリー・ジェームズもうっとり!「シンデレラ」来日記者会見(2015.04.07)

ディズニー・スタジオが総力を結集し、ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”を綴った「シンデレラ」のケネス・ブラナー監督とヒロインのリリー・ジェームズが来日し、記者会見を4月7日(火)に行った。5年前にシンデレラ城の前でプロポーズされた逸話を持つ木下優樹菜もブルーの美しいドレス姿で登場し、「小っちゃかった頃からシンデレラが大好きなので、魔法にかけられたようで胸がいっぱいです」と感動の面持ちで2人と対面した。

古くから語り継がれるおとぎ話を、これまでとは違った視点で描き直した本作は、“自分を救ってくれる男性を待ち続ける”という受け身なヒロインのイメージを一新させ、自らの意思で行動し、勇気を持って運命を切り開く、新たなシンデレラ像を誕生させた。王子役にリチャード・マッデン、悪名高き継母役にケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役にヘレナ・ボナム=カーターが扮している。

1950年に製作されたディズニー・ラブストーリーの原点とも言えるアニメーションを実写化するに当たり、心掛けたことについてブラナー監督は「ガラスの靴や美しいドレス、真夜中のカウントダウンといった皆さんが思い浮かべるシーンに応えつつも、より知的でユーモアがあり、セクシーさや自立心も併せ持ち、何より優しい心から生まれる強さを持ったシンデレラを中心に、この物語を作りあげようと思った。男性に頼るヒロインではなく、共に生きることが出来る相手を探している点がアニメとは違うし、実写だからこそ親密なキャラクター同士の繋がりが描けたと思う」と明かした。

見事、オーディションによってヒロインの座を勝ち取ったリリーは「監督から電話が掛かってきた時は、思わず叫び声をあげてしまったわ。脚本も素晴らしくて、しかもケネス・ブラナーが監督するなんて夢のようでした」と興奮気味にコメント。そんなリリーを選んだ理由について監督は「良い作品にするには一緒に作りあげてくれる人でなければと思っていたので、オーディションの時から忍耐強く付き合ってくれたリリーとなら、完璧なコラボレーションになると思ったんだ。とても豊かで、複雑さや誠実さを示す彼女の演技は素晴らしかったし、この映画にとって幸運なことだった」と称えた。

また、シンデレラのように魔法にかけられたシーンについて聞かれたリリーは「舞踏会でのダンスは、何ヶ月も何ヶ月も練習して挑んだんだけど、王子役のリチャードも私のドレスを踏まないようにすることで必死だったの。でも、あのボールルームのシャンデリアの下で踊るのは本当に美しくて、私も本物のプリンセスになったような気持ちだったわ」と語り、監督も「夢や希望、憧れは叶うという象徴として、皆さんにあのシーンを観てもらえたらと願いながら作ったよ」と明かした。

ここでゲストの木下優樹菜が登場。本作を夫の藤本敏史(FUJIWARA)と鑑賞したそうで、「久しぶりに私の方から旦那と手を繋いでしまったくらい魔法にかけられました(笑)。シンデレラはもちろん、王子様も魅力的で、王様との親子愛もあって、男性も共感できると思います」とコメント。そして、シンデレラ城の前で藤本から「僕のお嫁さんになってください」とガラスの靴を渡されたことを明かすと、リリーは「これが一番ロマンティックなストーリーね!」とうっとり。監督も「この話を聞いていたら、優樹菜さんの旦那さんが王子役になってたかも!」と言って笑いを誘った。

また、木下からサプライズとして、4月5日に26歳の誕生日を迎えたばかりのリリーに、バースデーソングと共にシンデレラのドレスを模ったケーキがプレゼントされた。リリーは感激のあまり思わず涙し、「今日は本当に皆さんありがとう。この映画に参加出来たことは私の誇りなので、日本の皆さんにも楽しんで観て欲しいです」と語り、監督は「優樹菜さん、ステキなコメントをありがとう。シンデレラのように、ありのままの自分を愛せたら、必ずや素敵なパートナーが見つかると思いますよ」とメッセージを残した。

公開情報 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給「シンデレラ」は2015年4月25日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html

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