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ニュー・ヒロインのデイジー・リドリー来日!「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」KICK OFF MEETING(2015.04.30)

J.J.エイブラムスが新たに監督を務める「スター・ウォーズ」シリーズ新サーガの第1作目「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のKICK OFF MEETINGが4月30日(木)に行われ、ルーカス・フィルムの共同会長であり、本作の製作を務めるキャスリーン・ケネディとニュー・ヒロインを演じるデイジー・リドリーが登壇した。デイジーは初来日ながら日本は大好きな国だったということで、「ニホンニコラレテウレシイデス」と日本語で挨拶。既に京都や原宿を観光し、日本を満喫しているようだ。

公開まで8ヶ月近くあるということもあり、その全貌は未だ厚いベールに包まれているが、4月16日から19日までカリフォルニア州アナハイムで盛大に開催されたイベント「スター・ウォーズ セレブレーション」では特報の第2弾が解禁され、世界各国から集まったファンは大熱狂。その時の様子も映像で披露され、日本では初めて大型スクリーンで“特報2”が上映された。

ケネディ プロデューサーは「『スター・ウォーズ セレブレーション』でエキサイティングなスタートを切りましたが、その次に訪れたのがここ、日本です。今ご覧いただいた特報2は、アメリカでは5月公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の上映時に劇場でかかりますが、日本では7月から劇場で観られる予定です。今日は、この予告編が意味していることや、ギリギリの部分までお話できればと思います」と挨拶した。

デイジー・リドリーが演じるレイについてプロデューサーは「このシリーズをずっと観ている人は気付いているかもしれませんが、女性があまり出てこないんです。新シリーズではそれを変えようと思い、レイというキャラクターを創り出しました。彼女は強くて、身体能力も高く、自信に満ち溢れている上に美しい」と説明。また、デイジーを抜擢した理由について「オーディションで部屋に入って来た途端『彼女だ!』と思いました。デイジーは母親や姉妹のことなど家族の絆を感じさせる話をしてくれて、それこそ『スター・ウォーズ』が貫いている精神だと感じたんです」と明かした。

見事、大役をつかんだデイジーは「『スター・ウォーズ』のファンだったので、知識はあるつもりでしたが、この世界の一部になれたのは、想像していた以上に素晴らしいことでした」と興奮気味に明かし、「実は、ある長いショーを観ていた時の幕間にオーディションの合格を受けて、それから2幕目を観なくちゃいけなくて、ショーが終わって家に戻るまで両親にも知らせられなかったんです(笑)。驚きでそれからは何日間も眠れなくて、トレーニングが始まり、撮影も始まり、素晴らしい現場で、驚きはますます大きくなって、温かく迎えていただけたことも本当に嬉しかった。レイはとても自立した女性で、砂漠の惑星で廃品回収をしているんですが、“誰か”と出会って物語が展開し始めるんです」と明かした。

現在は撮り終わった映像を繋ぎ合わせたファーストカット(粗編集)の段階ということで、ケネディ プロデューサーは「これからVFXを加えて、毎日、完成に近づけていきます。音楽のジョン・ウィリアムズも、あと2ヶ月くらいしたら作業を始めるわ」と語り、デイジーは「私もこれまで公開されている2つの予告編映像しか観ていないので、皆さんと同じく、早く他の映像が観たくてしかたないです!」と完成を待ちわびている様子。

なお、予告では「フォースは私の一族と共に」というナレーションから始まり、「そしてお前にも・・・」という意味深な言葉で終わることから、誰にフォースが受け継がれるのか気になるところだが、ケネディ プロデューサーは「それは教えられません!フォースはそこかしこにあります」と口を濁した。しかし「ジャー・ジャー・ビンクスは今回、出てきますか?」という質問には、「NO!」と即答し、会場は笑いに包まれた。

公開情報 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は2015年12月18日(金)から全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/force.html

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