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リオ五輪銀メダリスト!ケンブリッジ飛鳥選手が登場「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」製作発表会(2016.09.06)

日本SFアニメ史の始祖にして不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」を完全リメイクしたTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」から3年後を描いた「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の製作発表が9月5日(月)に行われ、西崎彰司製作総指揮、羽原信義監督、シリーズ構成・脚本の福井晴敏氏、声優を務める小野大輔(古代進役)、桑島法子(森雪役)、コラボレーション企画を実施する(株)ドームの赤倉吉典取役兼執行役員CMO、スペシャルゲストとして陸上短距離のケンブリッジ飛鳥選手、モデルのKellyが登壇した。

西暦2202年、あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して2年が経ち、「コスモリバース・システム」により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭船隊の整備が進められイスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていた。本作は全7章で構成され、来年から各章の限定劇場公開が決定している。

テレビ放送の第1話からオンタイムで見ていたほど夢中になっていた「ヤマト」の監督を引き受けたという羽原監督は「非常に緻密に作られた世界観でしたので、そこをどういう風に映像で引き継いで表現するかプレッシャーが凄いです。自分の手で携われることを当時の自分に言い聞かせてやりたいという思いで作っております」と意気込みを語った。

また、本作の最大の見所について福井氏は「ナショナリズムが忘れられてきて、“特攻=自爆テロ”が世界中で起こっている今の時代に『宇宙戦艦ヤマト』を、しかも『愛の戦士たち』というサブタイトルまで引き継いでやるのは覚悟のいることでした。同時に今でなければやる意味がないという思いで、この愛の戦士たちを21世紀にどう蘇らせるか、話を聞いた時に直感的に返せるものがあって、本能的な勘は外れたことがないので、そこを注目してほしい」とコメント。

本作のコラボレーション企画の一つとして、アンダーアーマー日本総代理店である(株)ドームとヤマトクルーの一人である山本玲がアドバイザー契約を締結したことを発表。(株)ドームの赤倉氏は「山本さんのストイックに任務に向かう覚悟に共感し、地球防衛軍の今後の更なる活躍を期待して仲間になっていただいた。地球防衛軍にトレーニングの重要性を浸透させていただくよう、山本さんに引っ張っていってもらいたい。作品の中でのコラボレーションでは、様々な企画を用意しているが、商品面でもコラボレーションして企画開発していきたいと思っております」と挨拶した。

TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト 2199」から3年後を描いた本作で、どんなことを意識したかについて小野は「2199の最後はある意味、(森雪と)結ばれて締めくくったので、仲良くありたいですね。早くイチャイチャしたい(笑)」とコメントすると、桑原も「どこまで森雪が古代君を尻にしいているか、そういう関係性のセリフがすごい楽しみですね(笑)」と監督にリクエスト。すると羽原監督は「良い感じのシーンもあるのでぜひお楽しみください」と約束した。

先週、録音されたばかりの本邦初公開となる映像がスクリーンに映し出され、沖田十三官庁の「古代、ヤマトに乗れ!」というセリフを聞き、小野は「官庁がしゃべった?!そこに震えました。ということは官庁の出番もあるの?」とたずねると、福井氏が「世の中には予告編だけっていうのもあるから、どうかわからないですけど(笑)、期待していてください。時代が時代なので希望がないものは作りません」とコメントし、会場を盛り上げた。

今回はアンダーアーマーのコラボ企画の発表もあり、アンダーアーマーからプレゼント贈呈のサプライズとして、アンダーアーマー契約アスリートのケンブリッジ飛鳥選手と契約モデルのKellyが登場。ケンブリッジ選手がプレゼントの中身について「僕もトレーニングで使用しているアンダーアーマー新商品のフットエアーアンダーです」と紹介し、ケンブリッジ選手から小野へ、KELLYから桑原へ贈呈。

お返しとして、ヤマト製作スタッフからアンダーアーマーへ逆サプライズ。500分の1サイズの「宇宙戦艦ヤマト2199」のプラモデルがケンブリッジ選手とKellyに贈られた。ケンブリッジ選手は「すごく迫力があってかっこいいです」と喜び、Kellyは「なんかドキドキしますね(笑)。すごいきれいです」と笑顔でコメントした。日本を代表するアスリートとのプレゼント交換に小野は「ドキドキしたけど、ケンブリッジさんにも喜んでいただいて嬉しい。いただいたシューズを着用してアフレコに行きたいです」とコメントした。

最後にファンへのメッセージとしてケンブリッジ選手が「今回のコラボのご縁として僕ももっとトレーニングして映画に出演させていただけるように頑張りたいと思います!」と会場を驚かせ、羽原監督は「オリンピックでの見事なバトンワークに感動しました。ヤマトも1974年の第1作目から沢山のスタッフへバトンが渡されてきたので、今後も広げていけるように作品と向き合い、感動していただけるものを届けたいと思っています」と明かし、西崎氏も「めちゃくちゃ面白いです。ヤマトファンの皆様はビショビショに泣けます。ハンカチでは足りないのでタオルを用意していただければと思います」と自信を覗かせた。

公開情報 松竹配給「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」第一章は2017年2月25日から全国15館で2週間限定公開
公式サイト:http://yamato2202.net/

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