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「第17回東京フィルメックス」開催、今年のオープニング作品はキム・ギドク監督最新作「THE NET 網に囚われた男」(2016.10.06)

11月19日から27日まで、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催される「第17回東京フィルメックス」のラインナップ発表会が10月6日(木)に行われた。オープニング作品には「第73回ヴェネチア国際映画祭」で上映されたキム・ギドク監督最新作「THE NET 網に囚われた男」が決定。クロージング作品としては、ジョニー・トーが主宰する「鮮浪潮短編映画祭」の受賞監督3名を起用し、各々のパートを演出させた「大樹は風を招く」を上映する。

コンペティション部門の審査委員長は、映画評論家で映画祭プログラマーとしても活躍する英国のトニー・レインズ氏。審査員は「クロコダイル」に主演したフィリピンのアンジェリ・バヤニ、韓国の「ムサン日記〜白い犬」でデビューしたパク・ジョンボム監督、「きっと、うまくいく」等のインド映画の字幕も手掛けるアジア映画研究者の松岡環氏、特別招待作品の「エグジール」等をプロデュースしたフランスのカトリーヌ・ドゥサール氏の4名。また、東京学生映画祭主催の「学生審査員賞」も3名が決定している。なお、「観客賞」の他、今年から映画レビューサービス“Filmarks”とコラボレーションした「Filmarks賞」が新設され、全作品を対象に最も★評価の高かった作品に賞が与えられる。各賞は11月26日(土)に発表される。

コンペティション部門は10作品中6本が長編監督デビュー作となり、イスラエル、スリランカ、フィリピン、台湾、中国、韓国など様々な国の作品が並んだ。日本からは、2010年に「ふゆの獣」で東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田伸輝監督が、他者への依存をテーマにした「ぼくらの亡命」と、庭月野議啓監督が4年をかけて製作したデビュー作「仁光の受難」が上映される。

また、特集上映は「イスラエル映画の現在」と題し、「第69回カンヌ国際映画祭」ある視点部門で上映された「山のかなたに」、「ロカルノ映画祭」で審査員特別賞、「エルサレム映画祭」で最優秀作品賞を受賞した「ティクン〜世界の修復」を上映。7回目となる「タレンツ・トーキョー2016」も行われ、プレ企画として塚本晋也監督作「野火」上映会(聴覚障がい者向け日本語字幕付き)や字幕翻訳セミナーも実施される。

チケットは11月3日から発売されるが、今年から会場によって販売方法が異なり、有楽町朝日ホールは会場での販売は無く、セブンチケットでの購入となる。TOHOシネマズ日劇は、劇場とインターネットvit(R)での販売となる。なお、若い人にも観て欲しいとの思いを込め、25歳以下を対象とした「U−25割」(当日1300円、前売1000円)の取り扱いを実施し、Motion Galleryでのクラウドファンディングも10月6日からスタートする。

開催情報 2016年11月19日(土)〜27日(日)、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催
公式サイト:http://www.filmex.net

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